日誌

2024年4月の記事一覧

【悲願の勝利】関東大会地区予選結果【惜敗の念】

4月20日(土)21日(日)に智光山公園にて埼玉県関東大会西部地区予選会(個人戦)が行われました。

本校からは9ペアが県大会出場を目標に本大会に臨みました。

特に3年生にとってはこれまでの練習の集大成を発揮する場として格別の想いでこの日を迎えました。

 

結果として、立花・堀口ペアがベスト16で県大会出場金澤・市川ペアがベスト32で県大会出場を決めることができました。

これにより関東予選において4年連続で本校より2ペア個人戦県大会出場を達成したことになりました。

強豪私立校が台頭する中で公立校としてきっちり結果を残すことができたことは素晴らしいといえます。

 

立花・堀口ペアに関しては、本大会で新人戦の時以上に、自分たちの力をブレなく発揮しきることができました。

後衛の立花は入部当初から安定したストローク力を持ち味としていました。

それに加えて、練習で磨き上げた長短、高低、遅早の打ち分けが試合運びに幅を持たせたように感じます。

また、この3年間でどんなボールにも追いつく粘り強さを獲得したことも勝利の鍵の一つといえるでしょう。

前衛の堀口は今世代の所沢高校の絶対的エースとしてネットプレーで点を積み重ねてきました。

スマッシュや驚異的なフォロー力などを武器に、本大会でも得点を奪取してくれました。

公式戦ここ一番というところで発揮したポーチボレーは、新人戦の時以上の精度を誇ることとなりました。

彼らは結果的に5回戦まで勝ち上がることができ、優勝ペアから1ゲームを奪うことができました。

 

金澤・市川ペアに関しては、初の県大会出場を決めることができたという点で悲願の勝利を果たしたといえます。

後衛の金澤は部長として集団の取りまとめを担う一方で、自身の技術力向上にも余念がありませんでした。

力強いショットを武器にしつつも、それをより一層活かす技術を常に模索してきました。

前衛の市川はひたむきに練習に向き合い、自主練も人一倍熱心に取り組んできました。

本大会ではボレー・スマッシュはもちろん、特にサービスにおいて流れを決定づけるエースを放ってくれました。

彼らの県決めまでのすべての試合がファイナルまで進みましたが、諦めることなく全力を尽くし勝利してくれました。

 

それぞれのペアともにまだまだソフトテニスを余すことなく楽しむことができます。

GW終盤に控える県大会個人戦でも一勝を重ねることができるよう一層頑張りましょう。

 

すべての者が練習した成果を存分に発揮し、良い結果を得ることができるわけではないのが勝負の世界。

それでも顧問としても悔しさを露わにせずにはいられないのは、今世代の日ごろの頑張りによるものでしょう。

敗者復活戦二次予選ファイナルデュースまで喰らいついたペア。

敗けられない相手に敵うことができなかったペア。

強豪を崩すことができなかったペア。

自分たちの力を示すことができなかったペアたち。

切り替え、最後のその瞬間まで自分の「役割」を全うしましょう。

また、これからがある者は、そのことに感謝し、腐ることなくひたむきに練習を積んでいきましょう。

 

本大会では、新入生のうち3人が試合に出場、そして応援を行いました。

高校生になって間もないにもかかわらず、3人とも「勝ちたい」という気持ちを全面にプレーしてくれました。

何より、先輩たちの姿を余すことなく目に収めることができたのは非常に大きいと感じます。

これからの活躍を期待しています。練習に打ち込みましょう。

 

なお、結果の詳細は後日掲載いたします。

 

さて、GW終盤の5月5日(日)には智光山で県大会個人戦が、6日(月)には熊谷ドームで同大会団体戦が予定されています。

当日全力で気持ちのいいプレーができるよう引き続き練習に励んでいきましょう。

熱戦!西部リーグⅡ部戦!

3月30日(土)に武蔵越生高校にて春季西部リーグⅡ部戦を実施しました。

Ⅱ部に所属する高校は、埼玉平成・武蔵越生・所沢・朝霞西の4校となります。

いずれも力ある面々ばかりですが、今季は「昇格」を目指して試合に臨みました。

 

対戦の結果は次の通りです。

 vs. 武蔵越生 0-③敗北

 vs. 埼玉平成 ③-0勝利花丸

 vs. 朝霞西  ③-0勝利花丸

 

武蔵越生には勝ち星をあげることはできなかったものの、その後は全勝を収め、Ⅱ部残留となりました。

上の結果だけでは読み取ることができませんが、試合内容として、武蔵越生相手にもしっかりと戦い抜くことができたことは成長の証といえます。

しかし、左サイドを徹底的に攻め込まれた点や、こちらの決定力不足など課題は山積みです。

これらの課題を成長幅と捉えて、引き続き練習を重ねていきたいところです。

 

 

さて、西部リーグ戦に限ると新3年生を中心としたメンバーで出場するのはこれで最後となりました。

次回のリーグ戦では新2年生を中心としたメンバーで挑むこととなります。

「挑戦」と「勝ちの伝統の継承」を心に、しっかりと戦い抜くことできるよう一層練習に励みましょう。

 

そして、いよいよ新学期が始まり、関東予選の日が近付いてきました。

4月20日(土)、21日(日)の地区予選突破を目指して頑張っていきましょう。