2023年11月の記事一覧
四市王者の座、奪還…!
11月23日(木祝)智光山公園にて、四市高等学校ソフトテニス大会(個人戦)が実施されました。
本大会は入間・狭山・所沢・飯能の四つの市の高校に在籍する選手が集まり、個人戦形式で試合を行います。
記録によると昭和の時代から40年以上にわたり開催されてきた歴史ある大会のようです。
昨年は雨天により中止となりましたが、今年は天候に恵まれ無事開催されました。
本校からは7.5ペアが出場し、いずれのペアも予選リーグを勝ち抜くこと、そして特に上位番手のペアは優勝を果たすことを目標に掲げ、試合に臨みました。
結果として、立花・堀口ペアが優勝、続いて吉田・後藤ペアが準優勝を果たすことができました。
夏に開催される団体戦形式の四市大会では連続優勝を飾り続けるも、秋に開催される個人戦形式の本大会においては近年目立った成績を収めることができていませんでした。
今年こそ、自分たちの世代こそは、という気合十分で臨んだ結果が見事に表れた一日だったのではないでしょうか。
入賞こそはできなかったものの、1年生ペアの石塚・三川ペアは予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメント初戦に駒を進めることができました。
また、5年ぶりに行われた同校対決による決勝も、ファイナルまでもつれ込む熱い試合展開でした。
結果の詳細は以下のリンクをご覧ください。
さて、大きな戦果を手にした選手がいる一方で、悔しい思いをした選手がいることも事実です。
予選リーグを勝ち抜くことができなかった1年生ペア、決勝トーナメント初戦で他校の勢いに打ち負けた2年生ペア、そして体調不良により参加を辞退することになった選手、及びそのパートナーなど。
大会講評にもあったように、今回良い結果を収めた選手含め、あくまで今大会は秋の練習の成果を発揮する場ということを改めて受け止めることが大切でしょう。
今の自分に足りないもの、この冬に積み上げていかなければならないものをしっかり認識し、オフシーズンの練習に取り組む。
さあ、春の関東予選でこそ、さらによい結果が得られることを期待しています。
【王者の牙城】新人戦県大会団体戦【崩せず】
先日の個人戦に続き、11月14日(火祝)に熊谷さくら運動公園にて標記大会(団体戦)が行われました。
4年連続で県民の日を大会会場で迎えることができている本校男子ソフトテニス部ですが、この4年間で初戦勝利を果たしたことはありません。
今年こそは、という意気込みで挑んだ初戦の対戦校は古豪・松山高校。
試合結果は以下の通りです。
1対戦目 0-④敗北
2対戦目 3ー④敗北
3対戦目 0ー④敗北
結果だけをみると、その壁は高く厚いかのように感じます。
しかし、1対戦目は最初の2ゲームともデュースまで引っ張った試合内容。
そして、2対戦目はGC3-2でリードする場面も見られました。
3対戦目は、自分たちのプレーができず悔いが残るかたちとなってしまいましたが、それぞれ少なからず得るものがあった戦いとなったのではないでしょうか。
勝ちが眼前にチラついた際、如何にして自身のプレーを律するか。
常勝校相手に、勢いそのままで押し切る、という戦い方はなかなか通用しない様子です。
それまでのどのようなプレーが相手に刺さったのか。
あるいはどのような状態に相手が陥っていてミスをしてくれていたのか。
試合のその最中に、それらをしっかりイメージし、攻める力が求められることでしょう。
これにて、今年度の公式戦は終わりを迎えることとなりました。
本大会を勝ち抜くことで出場できる12月の県インドア大会は、引き続き来年度の目標としたいと思います。
さて、来年4月に控える関東予選で結果を出すために、この冬どれだけ力を蓄えることができるでしょうか。
練習試合等できるだけ多く、そしてバラエティ豊かに予定していきたいと思います。
そういった機会を活かすも殺すも、選手次第でしょう。成長を期待しています。
なお、大会結果の詳細は次の通りです。
【一勝の重み】新人戦県大会個人戦【そのためには】
本稿では標記大会の結果報告と、それに向けて実施した練習試合の様子を記します。
11月11日(土)智光山公園にて標記大会が実施されました。
本校からは9月に行われた西部地区予選を勝ち抜いた3ペアが出場しました。
県大会で全出場ペアが、まず一勝を上げる。
今年の秋はこのことを目標に掲げ、練習に励んできました。
手が届きそうで届かない県大会個人戦での勝利。
県大会初戦敗退が目立つ本校では、その勝ちへの距離感の妙を痛感してきました。
そして各ペア、この秋の練習、練習試合の成果を発揮するべく大会に臨みました。
結果として、立花・堀口ペアが初戦突破を果たすことができました。
一回戦の蕨高校に対しては④ー1で勝利。
終始、力みや緊張による大きなミスなく試合を運ぶことができた様子。
また、要所での後衛・立花の配球、ミドル攻めからの前衛・堀口のボレーが光った試合だったと感じます。
このミドルへの配球は他の上位ペアたちもよく決めてくる得点パターンなので、引き続き磨いていきたいところです。
一方で、回り込みの機敏さに欠けることが今後の課題ともとれるでしょう。
二回戦の坂戸西高校に対しては3ー④で敗北。
ゲームカウントでは優位に立ち続けるものの、なかなか決めきることができず。
基本的には、初戦と同じく試合全体を通じて、大きなミスなく、しっかり戦うことができていました。
敗因は、試合の要所で苦しめられた相手サーブ、及び、中盤から終盤にかけての相手後衛の鋭い打ち込みでしょうか。
こちらもサーブのさらなる強化や、ラリー時の守りの一手を磨き上げていきたいところです。
悔しくもあと一歩のところで昨年の先輩に続くベスト32を逃してしまいました。
しかし、いつも通りのパフォーマンスを発揮できたことが好ゲームに繋がったといえます。
単純ですが、公式戦では誰もがこの「いつも通り」のプレーを渇望します。
本校から出場した他の2ペアはなかなか思うように力を出し切ることができなかった様子です。
他校の試合を見ても、強い選手・ペアは、やはり、練習=試合の感覚が密接なのでしょう。
練習の再現性を高める心理状態、及び、配球・展開づくりにもっともっとこだわっていきましょう。
また、本大会は直近の日々に比べ気温が低く、否応なしに物理的にも体が緊張しやすい状況でした。
試合の始まりから万全なパフォーマンスを発揮するためにも、心拍数はガンガン上げておくべきでしょうか。
公式戦に対する精神的な緊張を緩和するという点でも、ウォームアップには拘りたいところです。
そして、寒波の影響からか、全体を通じて、強風が吹く中でのプレーが余儀なくされました。
思うようにロブを上げられない中でのボール運びを、もっとリアルに想定し、練習を積む必要もありそうです。
なお、結果の詳細は次の通りです。
さて、11月14日(火祝)には団体戦が控えています。
対戦校は強豪・松山高校です。
安易な気持ちで、一勝をあげる、などとは到底言えません。
だからといって、胸を借りるつもりで、と投げ出すつもりもありません。
今我々ができる最良のパフォーマンスをしっかり発揮して、結果を求めましょう。
時は少し遡り、大会一週間前の週末にあたる11月4日(土)には本校にて、川越高校との合同練習・練習試合を行いました。
「運動量」を切り口とし、どれほど練習で自身を追い込み、試合でのパフォーマンスを向上させていくか。
まさに、この「運動量」が、日が短く寒さ厳しい冬場の過ごし方のキーワードとなりうることでしょう。
さらに、個人戦直後、そして団体戦の直前にあたる11月12日(日)には、拓殖大学第一高等学校と練習試合を行いました。
団体戦前にオムニコートで練習試合を行うことができることが非常に有難いのは言うまでもありません。
それに加えて、前日の個人戦で直面した課題に、間を空けず実戦形式で取り組めたことが非常に有意義であったと感じます。
両校とも、後衛陣の気合のこもったストロークや前衛のネットプレーなどを積極的に試み、一進一退の攻防が見られました。
そのような油断ができないゲームの中で、一歩抜きんでるために、どう試合を構築していくか。
そこをさらに具体的に考えていくことが常勝につながる道なのではないでしょうか。
練習試合の最後には一面展開での団体戦の場を用意していただきました。
応援も「ガチ」でさせていただき、緊張感のある公式戦さながらの雰囲気の中で試合を行うことができました。
生徒たちにとって非常に実りのある良い一日となりました。