2023年8月の記事一覧
激戦!狭山市大会!防衛!四市大会団体!
本稿は主顧問不在の中での大会出場のため、部長が執筆してくれました。
夏合宿もあけ、いよいよ成果を見せる場がやってきました。
まず、8/7(月)に智光山公園にて行われた狭山市近郊高校生大会では所沢高校から5ペアが出場しました。昨年この大会では1番手ペアが準優勝という記録を残しており、各々がその記録を超えるべく臨みました。
結果としましては、畠山・清水ペアのベスト4という結果が最高であり、中には振るわなかったペアも見られました。この大会を通して各々が夏の間に時間をかけた技術が上手く出せていた様に感じます。しかし、ゲームのとり方や流れなどは終始相手にのまれがちになってしまっていたりと全体を通して消極的になっていました。その中で自分をどう相手に表現するかと言うことが大事であり、それが序盤から出来ているのが上位校なのであると改めて感じさせられました。
次に8/10(木)に阿須運動公園にて行われた四市高校生ソフトテニス大会団体戦についてです。台風6号の影響によって大会が延期され練習がままならないまま本大会を迎えました。昨年は本大会で優勝という結果を残しており、それぞれがプレッシャーを感じながらプレーしていたと思います。所沢高校からはニチーム出場しており、2年生を中心とした所沢Aと1年生を中心とした所沢Bに分けられます。
結果から申しますと所沢Aが優勝、所沢Bが3位と前回を超える結果となりました。
所沢Aでは優勝を目標とし、リーグ戦を行いました。リーグ内で1位となる事で決勝リーグへと抜ける事ができます。所沢Aでは、リーグ抜けをかけた豊岡B戦で1ペアが負けを許してしまい3戦目を1-1で迎えることとなりました。しかし、この緊張感の中、1番手ペアはしっかりとこの試合を勝ち取ってくれました。これにより決勝リーグに進むことができました。
一方所沢Bでは自分達よりも上である所沢西Aにしっかりと3-0というカウントで勝ち切り決勝リーグへと進みました。1年生を中心としたチームでありながらも相手2年生への打ち込みや積極的な配球などを上手く使い流れを作ることが出来ていました。
迎えた決勝リーグではそれぞれが豊岡Aと戦い最終試合で所沢Aと所沢Bが当たりました。同じ学校でありながら適度な緊張感を持って試合ができていたように感じます。所沢Aは優勝を守りきる、所沢Bは2年生を倒すという心持ちで臨み内容も良い試合になったと思います。
全体の結果は以下の通りです。
所沢A
1回戦 狭山工業 3-0 勝ち
2回戦 豊岡B 2-1 勝ち
決勝リーグ
3回戦 豊岡A 3-0 勝ち
4回戦 所沢B 3-0 勝ち
所沢B
1回戦 飯能 2-1 勝ち
2回戦 所沢西A 3-0 勝ち
決勝リーグ
3回戦 豊岡A 1-2 負け
4回戦 所沢A 0-3 負け
以上が部長による報告・感想となります。
狭山市大会では強豪の川越勢と渡り合い昨年の戦績に迫るベスト4進出、そして四市大会団体では首位防衛を果たすことができて何よりです。
熱戦!サンワカップ!
8月1日(火)に標記大会が、くまがやドーム及び熊谷さくら運動公園にて実施されました。
昨年同様、団体戦形式で行われる本大会に、本校からは2チームが出場しました。
上位ペアで構成されるAチームはドーム会場で、Bチームはさくら運動公園で試合に臨みました。
本大会は、3校から4校で成り立つ予選リーグを勝ち抜ぬくことで、決勝トーナメントに進むことができます。
当然、夏序盤の練習の成果の確認と課題の洗い出しが目的の一つです。
加えて、準公式戦とはいえ緊張状態の中でプレーすることも重要な経験となります。
果たして、平常時のパフォーマンスをどれだけ発揮できたでしょうか。
試合結果は次の通りです。
所沢A
予選リーグ(リーグ1位)
vs. 鴻巣A 3-0勝利
vs. 狭山清陵A 2ー1勝利
決勝トーナメント
vs. 松山A 0-2敗北
所沢B
予選リーグ(リーグ2位)
vs. 坂戸西B 1-2敗北
vs. 熊谷工業B 3-0勝利
所沢Aに関しては、団体メンバー4ペア全員に、勝敗を左右するオーダーを経験させました。
特に、先陣を切る1本目と勝敗の要(かなめ)となる2本目での戦いは、選手に良い緊張感を与えてくれたのではないでしょうか。
残念(?)ながら、1対1からの3本目勝負となるシチュエーションはありませんでしたが、これは次回以降の団体戦で学んでいきましょう。
最後に試合の中身に少しだけ触れます。
まず、前日までの合宿の疲労はさほど無かったかのように見えます。
6月末から目標として取り組んでいた夏を戦い抜く体力面での強化の成果が表れているのではないでしょうか。
次に、後衛陣の球持ちの良さがある程度発揮されたいたように感じます。
ストロークの応酬における打ち込みのミスは確実に少なく、前後左右に配球されたボールもしっかりリターンすることができていました。
一方で、特に大会の序盤において、サーブ・レシーブのミスが目立ったことも確かです。
力量が拮抗している、ないしは格上の相手に対してであれば、これは致命的でしょう。
また、ラリー時の前衛の早期介入、及び、チャンスボールを一撃で仕留める決定力の向上は、喫緊の課題です。
後衛の力強さ・粘り強さと前衛の積極性・攻撃性がかみ合うことで、格上の相手に勝てる見込みは増すことでしょう。
以上に加えて、後衛陣にはこちらの陣形が崩された際に、一本、間をつなぐ(時間を作る)預けのボールを配球する感覚も磨きあげていきたいところです。
テニスは相手の時間を奪う競技、であることを今一度思い出しておくことが更なる成長に繋がるでしょう。
さて、引き続き練習・練習試合に打ち込み、来週の狭山市近郊高校生ソフトテニス大会と四市大会団体戦に備えていきましょう。
健闘を期待しています。