校長日誌

2025年4月の記事一覧

バトン部定期発表会 4.28 Mon

    バトン部の定期発表会を拝見いたしました。3年生にとっては最終となる舞台、その一挙手一投足に、これまで積み重ねてきた努力と情熱が凝縮されているようでした。

  オープニングのチアリーディングから、ダンス、そして合同開催の豊岡高校のバトンへと展開される多彩なステージ構成は、観客を飽きさせることなく、その完成度の高さに目を見張るばかりでした。体育館には、保護者、外部からの生徒、そして本校の生徒たちが多数詰めかけ、熱気に満ちていました。

  特筆すべきは、発表者と観客双方の意識の高さです。発表者は、MCを通して観客への配慮を怠らず、共に楽しむ空間を作り上げていました。一方、観客は、そのパフォーマンスに応えるように、惜しみない声援と温かい眼差しを送っていました。この生徒たちは、ステージ発表の楽しみ方を知っている、発表者も観客も・・・そう思いました。

 そして、何よりも印象的だったのは、本校の生徒たちの連帯感です。仲間を尊重し、その努力を称える姿勢は、観客席にも心地よい一体感を生み出していました。互いを支え合い、高め合う。それこそが、所沢高校の生徒たちが持つ真の力なのでしょう。素晴らしい発表会でした。皆さん、お疲れさまでした。

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おいでライブ! 4.26Sat

 

 ダンス部の発表会、大成功おめでとうございます!3年生の皆さんにとっては、集大成となる感動的なステージだったのですね。生徒、保護者、卒業生が一丸となって作り上げた、その熱気がひしひしと伝わってきました。

 様々なジャンルのダンスが織りなす輝き、そして何より、MCと観客の温かい交流が、会場全体を幸福感で包み込んでいましたね!観客への細やかな気遣いが、一体感をさらに高めたのだと感じました。

  準備、運営から全て生徒の皆さんが創意工夫を凝らして作り上げたステージ。その努力と情熱が、観る人の心を深く揺さぶったに違いありません。

  ダンス部の皆さん、最高の舞台をありがとうございました!ブラボー!皆さんの情熱と才能が、これからも未来を力強く照らしていくと信じています。

 皆さん!お疲れさまでした!

 

  

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第80回入学式

 

 こんにちは、4月1日に所沢高等学校の校長に着任しました 井上 です。今後ともよろしくお願いいたします。

  

第80回入学式を行いました。暖かく、日の光もまぶしくて、新入生の門出を祝うかのように晴れ渡っていました。

以下、式辞を掲載させていただきます。

 

式辞

 ご入学おめでとうございます。

 ただ今、入学を許可いたしました358名の新入生の皆さん、埼玉県立所沢高等学校へのご入学、誠におめでとうございます。教職員一同、皆さんの晴れやかな門出を心よりお祝い申し上げます。本日ご臨席賜りました保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。

 

百二十余年の歴史を誇る本校は、二万六千余名の卒業生を輩出し、各界でリーダーとして活躍されています。本日、ここに新たな歴史を築く358名の若き力が加わることを、心から歓迎いたします。

新入生の皆さん。今日から始まる高校生活は、まさに「未知への羅針盤」を手にする旅立ちです。知的好奇心を燃やし、無限の可能性を追求する3年間となるでしょう。

この大切な3年間を実り多きものとするために、皆さんに二つのことを強く願います。

一つ目は、「失敗を恐れず、最後まで諦めないたくましさを身につけてほしい」ということです。「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないこと」という言葉があります。困難に立ち向かう勇気と、何度でも立ち上がる「不屈の精神」こそが、未来を切り拓く力となるでしょう。

 二つ目は、「人との新たな出会いを大切にしてほしい」ということです。今日、皆さんは新しい仲間、先輩、そして私たち教職員との出会いを果たしました。多様な価値観を持つ人々との交流は、皆さん自身の視野を広げ、生涯にわたるかけがえのない財産となるでしょう。「真の友情は、試練の時こそ輝く宝石」です。互いを尊重し、理解し合う心を育んでください。

保護者の皆様、改めて本日は誠におめでとうございます。私たち教職員一同、愛情と熱意をもって、お子様一人ひとりの成長を支えていく所存です。ご家庭との連携を密にし、共に手を取り合い、お子様の未来を育んでいきたいと存じます。

 結びに、新入生の皆さんが、この所沢高校での3年間を通して、学びを深め、友情を育み、大きく成長されることを心から願っております。そして、この学び舎を巣立つ時に、「所沢高校での3年間は、私の人生にとって最高の宝物だった」と胸を張って言えるような、充実した日々を送られることを祈念し、式辞といたします。

 令和七年四月九日

埼玉県立所沢高等学校長 井上 輝也

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