2024年6月の記事一覧
2024/6/29(土)フランス・オンブローザ高校メガンさん、所高最終日
6月28日(金)所高での最終日を迎えたメガンさんには、放送で全校生徒にあいさつしてもらったほか、2年7組では別れを惜しんでさよならセレモニーが行われました。放課後には校長室にあいさつに来てくれました。「たくさん友達ができた。調理実習や歴史、古典の授業が楽しかった」とのこと。日本でのさまざまな体験が忘れられないものとなったようです。
きょうは品川駅に集合し、2日間の研修プログラムを経て7月1日(月)に帰国するとのことです。
オンブローザ高校のみなさん、また日本を訪ねてくださいね。
2024/6/28(金)夏休みの補習を活用しよう
各クラスに「夏季補習一覧」が掲示されています。講座ラインナップを見ると、呼び出し制の「バンカイ補習」もありますが、目標大学別講座など多くは進路実現に直結するものです。ぜひ活用してください。
来週は7月です。1年の半分が過ぎました。月曜日から全日制・定時制とも期末考査が始まります。また、きょうの「classroom」に配信されていますが、所沢高校の生徒は、本校の夏季講座に加えてオンライン連携講座にも参加できます。お知らせしたように講座のラインナップをみると指導力に定評のある先生方ばかりです。校内・校外の貴重な機会を積極的に活用するといいと思います。
2024/6/25(火)小名浜海星高校訪問の報告を聞きました
6月25日(火)放課後、美術部の3名のみなさんが校長室を訪ねてくれました。
先日、美術部の有志で小名浜海星高校を訪問したということで、その報告に来てくれました。2011年の東日本大震災をきっかけに、小名浜海星高校で製造されたさばの缶詰に所高美術部がオリジナルのラベルをデザインして所高祭などで販売するなどの交流をしているそうです。
小名浜海星高校ではさば缶詰の製造工程を見学したり、震災当時に勤務されていた先生から当時の話をお聞きしたり、さばの缶詰アレンジメニューの調理実習に参加したりと心のこもった対応をしていただいたとのことです。
別に美術部のページで報告があると思います。小名浜海星高校の星校長先生はじめ関係のみなさま、ありがとうございます。わたくしからもお礼申し上げます。
2024/6/24(月)「チーム県立高校」オンライン夏季講座のおすすめ
所沢高校の生徒は、本校の夏季講座に加えて、川越高校・川越女子高校・大宮高校・浦和高校・浦和第一女子高校をはじめ、進路指導に熱心な各県立高校で開講されるオンライン夏季講座にも参加できます。
講座のラインナップを見ますと、私も知る指導力に定評のある先生方ばかりです。受講者に配布される先生自作のプリントも貴重だと思います。講座の概要や申し込み方法などは別に連絡がありますが、貴重なこの機会を積極的に活用するといいと思います。
ある先生の授業を見せてもらったおり、「中学校までの『成功体験』(ちょこちょこっと勉強して高得点が取れた…など)は捨て、勉強方法を根本的に変えないといけない。まずは勉強する『からだ』をつくる(長い時間の勉強にからだが耐えられるようになること)。勉強に時間をかけないと、方法や勉強の質のレベルの話に進めない。」という話をなさっていました。まことに同感です。
先週金曜日、関東地方も梅雨入りしたとのことでしたが、けさ3階通路から雪がほとんどない富士山と西武ドームがきれいに見えました。(8時45分ごろ写す)
2024/6/21(金)きょうは夏至(げし)
6月21日(金)、暦の上では夏至です。1年のうちで最も昼の時間が長いことになります。国立天文台のホームページに「各地のこよみ」というコンテンツがあり、都道府県庁所在地等の日の出・日の入りなどが示されています。それによると、さいたま(市)では日の出が4時25分、日の入りが19時01分とのことで、実に昼の時間は14時間36分ということになります。
気象庁ホームページに「最新の気象データ」というコンテンツがあり、各地の期間合計日照時間が示されています。所沢では6月20日までの前5日間の合計日照時間は32.5時間で(平年比185%だそうです。今年はこの時期の晴れ間が多い。)1日あたり6.5時間ということになります。昼の時間が長いわりに日照時間が5~6時間と少ないのは、梅雨の時期と重なることが多く天気が悪い日は太陽が雲で遮られてしまうためのようです。
2024/6/19(水)埼玉県高校総合文化祭開会式
6月19日(水)、浦和の埼玉会館で埼玉県高校総合文化祭開会式・全国高総文祭出場校の壮行会が行われました。私も高文連の合唱専門部に関係しており、出席してきました。毎回感じることですが、高校生の文化活動のレベルは高く、見ごたえ聴きごたえがあります。
写真は、所沢高校・浦和高校・川越高校・伊奈学園総合高校の4校合同によるオーケストラの演奏です。チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」を見事に演奏しました。聞くとほとんどの生徒が弦楽に初めて取り組む生徒とか。このほかの演奏や演技からも高校生のパワーを感じる一日となりました。
2024/6/15(土)第1回学校見学会・PTA進路講演会にお越しいただきありがとうございました
6月15日(土)午後、部活動などの見学、有志生徒による個別相談会などを行いました。並行してPTA主催の進路講演会を行いご来校の中学生の保護者の方にもご案内しました。
前半・学校経営コンサルタント・教育YouTuberの山内太地(やまうち・たいじ)氏による「学問の頂点を目指す大学選び」と題する講演には視聴覚室が満席となり、ご関心の高さがうかがえました。
所高の生徒の強み(学校内外で掘り下げて活動している・探究活動にフットワークが軽い。むしろ大学の教授は所高の生徒のような人の話を聞きたい…など)を生かせば国公立大学100名は堅いはず。首都圏の私立大学を目指すなら入学後に『グリーン車』に乗るべき、などのお話がありました。「生徒にこそ聴かせたかった」という声が多いようでした。
後半は二つの分科会に分かれ、本校進路学習指導部の保泉教諭からは本校進路指導の概要、進学に向けての心構えなどを生徒の学習状況を踏まえて説明しました。
CFP(R)(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER)でもあるファイナンシャルプランナーの小山信康(こやま・のぶやす)氏による「進学のお金講座」と題する講演では、奨学金や教育ローンの概要を整理しつつ、優秀な大学ほど卒業後までのトータル「授業料」は安い。家庭の経済面を心配する生徒なら、進学を妥協するのではなくよりハイレベルな大学を目指すよう勧めてほしい、などの話がありました。
どの企画もご来校のみなさまに好評で、仕込み、やらせなしの所沢高校のよさを感じていただけたものと思います。ご来校くださいましたみなさま、保護者のみなさま、ありがとうございました。
2024/6/15(土)第1回学校見学会にお越しいただきありがとうございました
6月15日(土)は、第1回学校見学会として、多くの中学生とその保護者の方々をはじめ、多くのご来校者に土曜日の通常の授業を見ていただいています。このあと午後には部活動などの見学、有志生徒による個別相談会などが予定されています。また本日午後には並行してPTA主催の進路説明会が行われますが、ご来校のみなさまにも参加していただけます。
仕込み、やらせなしの普段の所沢高校を感じていただければありがたいです。
ご来校くださいましたみなさま、ありがとうございます。
2024/6/14(金)定時制生徒総会が行われました
定時制では6月14日(金)の3時間目に生徒総会が行われました。それぞれ委員会の委員長と副委員長が活動計画や目標を発表したあと、決算や活動報告、本部目標などが決められました。総会に引き続き、先日のボウリング大会の表彰式が行われ、成績優秀の個人と学年に賞状と賞品が贈られました。
2024/6/14(金)こんな「漢詩」(?)がある
こんな漢詩(?)があります。
犬咬合(犬の咬(か)み合い)
椀椀椀椀亦椀椀 亦亦椀椀又椀椀
夜暗何疋頓不分 始終只聞椀椀椀
江戸時代に流行した「狂詩」という漢詩スタイルの詩で、作は「愚仏(ぐぶつ)」とあります。たぶんペンネームでしょう。漢詩には押韻(おういん)、平仄(ひょうそく)などの作法があり、意味に合わせてただ漢字を並べればいいというものではないため同じ漢字文化圏ながら日本人には難物だと言われます。漢詩の作法に従いつつユーモアや笑いを内容とした「狂詩」がはやりました。この詩は図書館にもある『五山文学集 江戸漢詩集』(日本古典文学大系89・岩波書店)に収められています。
意味は「ワンワンワンワン、またワンワン/またまたワンワンまたワンワン/夜は暗くして何疋(びき)か頓(とん)と分からず/始終只(ただ)聞くワンワンワンのみを」…あちらこちらで犬が吠(ほ)えるのが聞こえる、というのです。