2024年1月の記事一覧
2024/1/29(月)3年生が家庭研修に入りました
3年生は先週末で学年末考査も終わり、きょう1月29日(月)から家庭研修に入りました。
国公立大学の出願状況も発表されました。これから受験に臨む人は勉強の合間にあなたなりのリラックス方法もときおり混ぜながら乗り切ってください。応援しています。
また、すでに進路が決まった人は、進学・就職後に困らないですむように、いま持っている力を落とさないためにも受験生以上に勉強してください。
2024/1/24(水)1学年ラグビー大会(その2)
きょう1月24日(水)は予備日で試合はありませんが、朝の自主練習をしているクラスがありました。
きのうの試合は見ていてレベルが高いと感じました。駿河台大学ラグビー部・部長の狐塚賢一郎先生にもレフェリーをかって出ていただきました。ありがとうございます。
2024/1/22(月)1学年ラグビー大会・開会式でのあいさつ
きょう1月22日(月)放課後、1学年のラグビー大会が開幕しました。別に「今日の所高」に載ると思いますが、開会式で次のような話をしました。
第50回という歴史ある大会を開催できてうれしく思います。大相撲では初場所が行われていますが、相撲が「国技」であるとすれば、ラグビーは「埼玉県技」とも位置付けられる大事な競技です。ラグビーは漢字で「闘球」と書いたりします。「たたかう」のはどの競技であっても当然なので、むしろ漢字の並びから「球(ボール)『と』闘う」と考えたほうがいいように思います。どんな特徴を持った人にも見合ったポジションと役割があるところがラグビーの魅力だと聞きます。ラグビーは頭脳を必要とするスポーツなので、所高向きともいえます。体育の授業で練習を積み重ねてきたと思います。今までの練習が実を結ぶよう、全力で競技にぶつかってください。レフェリーとして駿河台大学ラグビー部の木下さん、足立さんがお越しくださいました。ありがとうございます。準備や運営にあたっていただいたみなさんに感謝申し上げます。フェアプレイをモットーにケガの無いようにお願いします。
2024/1/20(土)土曜公開授業&学校説明会ご来校いただきありがとうございました
1月20日(土)は、本年度13回目の土曜公開授業を行いました。多くの方々に所沢高校の授業を見ていただきました。きょうの授業には「小倉百人一首かるた会」「自宅で実践した調理のプレゼン」などがありました。
並行して学校説明会として教職員による個別相談などを行いました。学校概要の説明については別に動画を用意しています。毎回のことですが、本校には「仕込み」「やらせ」はありません。ありのままを見ていただき、進路選択の参考にしていただければ幸いです。
「寒中見舞い」「寒稽古」の寒(かん)の時期は続きますが、きょうは大寒の入りでもあります。県内ではインフルエンザが増えているようです。受験生のみなさまも体調には十分留意され、がんばってください。
お足もとの悪いなかご来校くださいました中学生、保護者のみなさま、ありがとうございました。
2024/01/18(木) 3年生「演奏研究」選択者コンサートを行いました
1月18日(木)3年生の音楽「演奏研究」選択者によるコンサートが行われました。選択者全員による合唱によるオープニングの後、それぞれが練習成果を披露しました。歌唱のほかギター、ピアノ、トランペットなど、聴いていて心が洗われる思いでした。音楽室がさわやかな雰囲気に包まれ、5年連続で聴きに来たという先生もいらっしゃって、根づよいファンの存在(?)もわかりました。
2024/01/17(水) 阪神・淡路大震災(1995年)をイメージする
29年前(1995年)のきょう1月17日の早朝、阪神淡路大震災が起きました。さきの修学旅行でも、避難所となった旧神戸市立二葉小学校で震災体験学習を行いました。
ことし元日には能登・北陸地方で震災が起き、一日も早い生活の復旧が待たれます。
先日、1学年の学年集会で「災害から生き延びてこそ次につながる」というテーマで防災学習を行いました。地学の倉川先生が講師となり、地震のメカニズムや所沢周辺の地形や断層など写真やデータを加えくわしく説明してくださいました。私たちにできることは地形や地盤の性質を知り、自宅や学校で何が起こるかを予想すること、各地の災害の様子や復旧の過程を教訓にして備えていくことなどが説明され、これまでの震災地との交流や所高祭で販売された小名浜海星高校の缶詰についても紹介されました。
2024/01/16(火)大学入学共通テストおつかれさまでした
1月13日(土)14日(日)の2日間にわたって大学入学共通テストが行われました。実力を発揮することができましたでしょうか。きのう、受験情報機関が行う共通テストの自己採点のweb登録があり、本校の生徒も取り組んでいました。例年、運送業者の集荷時間を気にしながら作業をしていましたが、web登録になったことで運送時間がカットでき集約が早く正確になると思います。全国からアクセスするので大丈夫かなと思いましたが、やはり一部つながりにくい状況が見られたようです。
このあと、さまざまな情報を見ながら具体的に出願大学を固めていくことになります。応援しています。
2024/01/12(金)受験生にエール! 明日から大学入学共通テスト
あす1月13日(土)14日(日)の2日間にわたって大学入学共通テストが行われます。本校からも全日制・定時制の多数の生徒が受験します。これまで培ってきた実力を出し切る時です。応援しています。
ところで、西武鉄道でも「受験生応援企画」を行っているそうです。駅や電車内でポスターや応援のアナウンスなどさまざまな企画を打っていると聞いています。その仕掛人の一人が同鉄道小手指乗務所で電車運転士を務める本校卒業生・柴山晴稀さん(平成25年3月卒業)です。先生方の応援と、社会からの期待をバックに、頑張ってきてください!
2024/01/11(木)きょうは「鏡開き」
きょう1月11日は、関東などでは「鏡開き」です。一年の健康と発展を願い、お供えをお汁粉などにして食すお家もあるのではないでしょうか。鏡餅には年神様が宿ると言われます。古く武家では正月に鏡餅を供え、松の内が終わるころに供えた鏡餅を食べるという習慣がありました。諸説あるようですが、鎧などの具足にお供えした「具足餅」をお雑煮にして食べたことが行事のはじまりとされています。神聖で力の源である餅を鏡とみたんですね。鏡には神さまが宿ると考えられてきましたので。
鏡餅を「開く」と言うのも不思議ですが、武家で「切る」は「腹を切る」に通じ不吉です。あえて刃物を使わずに木槌などで割っていたようです。おめでたい場で「切る」「割る」という表現は現在でも避けることが多い「忌詞(いみことば)」です。ことばには霊力があって、一度口から出ると、現実に起こす力があると信じられていました。(婚礼などでは「幸せが(終わる・閉じるを避けて)「終わる」ことを「お開き」といいます。)「鏡開き」はことばの霊力を畏れて言い換えたもののようです。
2024/01/09(火)「もっとリスクを減らせないか」3学期始業式校長あいさつ
まずは年頭にあたり、新しい夢と希望をもって、新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
北陸地方では元日から大きな地震に襲われ、被災された方のことを思うと心が痛みます。翌日には東京・羽田空港で災害の救援に向かおうとする飛行機が旅客機と衝突するという痛ましい事故が起きました。亡くなられた方、被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。1日も早く日常生活を取り戻すことができますよう祈りたいと思います。
旅客機の搭乗客全員がごく短時間のうちに避難できたことは奇跡だともいわれました。報道をみると、子どもが「早く脱出させてください」と騒いだりもしたようですが、ほとんどの人は落ち着いて乗務員の誘導に従っていたようです。
奇跡が起きたのは、訓練という名の準備と、乗務員と搭乗客とが、命が助かるという目的に向けて、そのときにできるふさわしい行動を選び、きちんと行動した、これに尽きると思います。準備やふさわしい行動のないところにはそもそも奇跡は起きないということが改めて分かりました。日ごろの心がまえとして予兆、予備、予測、予防など「前もって」を大切に「もっとリスクを減らせないか」を考え、さまざまな活動に取り組んでほしいと思います。
プロ野球監督の野村克也氏(1935~2020)は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言っています。これは九州・肥前国平戸藩の藩主で剣術の達人松浦静山(まつら・せいざん・1760~1841)のことばで、事前の準備が重要で、それによって結果の大部分が決まるということです。
身の回りで起こるリスクには回避できるものもあれば、突然起きてしまうものもあります。交通機関や繁華街などでの事故では、たまたまその場に居合わせた人々がどういう行動を取るかが、自分の生死も分けると思います。先ほどふれた子どもの騒ぎも、これが引き金となり機内がパニックに陥ってもおかしくないところです。あなたが、その場に居合わせた誰かを冷静にさせる発言や行動がとれるとすれば、直接手をかけなくても多くの人の命を救うことになるかもしれません。
大学入学共通テストまで一週間となり、入試シーズンもやま場を迎えます。3年生はこれまで準備を重ねてきたはずですが、体調を万全に保ち、希望の進路が開かれるまで粘ってください。すでに進路が決まっている人は自分に寄せられた応援を仲間に向けてください。2年生は「3年0学期」であることを忘れないでください。
各学年とも集大成の学期ですので、しっかりやってくれることを期待します。
本年もよろしくお願いいたします。