2023年7月の記事一覧
2023/7/28(金) 所沢高校オープンスクールにご来校ありがとうございました
きょう7月28日(金)は、所沢高校オープンスクールを行っております。
写真は2時間目の体験授業のようすです。英語科では、ALTの先生とのティームティーチング、入試対策スーパー音読など多彩な体験授業に参加していただきました。
せっかくお申込みいただきながら抽せんにもれてしまった方、申し訳ございません。
ふだんの授業日のように活気にあふれています。生徒も多数参加しております。有志生徒による個別面談が盛況です。もちろん先生方による個別相談も並行して実施中です。生徒からズバリ本音を聞いていただくと、所沢高校をより身近に感じていただけるものと思います。
校長としては、どちらの高校を選ばれるにせよ、ご自分に合った学校で充実した高校生活を謳歌され、選んでよかったと卒業を迎えられ、納得いく進路に進んでいただければこんなうれしいことはありません。
お暑い中、中学生と保護者のみなさま、所沢高校にお出かけいただき、ありがとうございました。
2023/7/28(金) 所沢高校オープンスクールにご来校ありがとうございました
きょう7月28日(金)は、所沢高校オープンスクールを行っております。たくさんの中学生と保護者の方々がお見えになり、ふだんの授業日のように活気にあふれています。生徒も多数参加しております。生徒からズバリ本音を聞いていただくことを期待しております。
写真は1時間目の体験授業のようすです。カナダ・韓国にそれぞれ留学中の所高生を結んでの「地理」、物質を分離する実験「化学」をはじめ、入試問題の解き方を解説する授業など、多くの中学生のみなさまに体験していただいています。せっかくお申込みいただきながら抽せんにもれてしまった方、申し訳ございません。
お暑い中、中学生と保護者のみなさま、所沢高校にお出かけいただき、ありがとうございました。
2023/7/26(水) 安心安全な学校と地域づくり推進
7月25日(火)の夜、南陵中学校校区における安心安全な学校と地域づくり推進会議に出席しました。学校と地域が連携して危機管理体制を整え、事件や事故を防止するという会議です。
所沢署生活安全課、市教委、民生・児童委員、交通安全協会、所沢駅近くで工事が進む再開発ショッピングモール事業者など、いろいろな立場の人が出席。各機関の方々から報告があり、「この地域に毎朝5時半ぐらいから毎日欠かさずごみ拾いをしている人がいる」「所高の生徒が元気にあいさつをしてくれる」「自転車の歩道走行をやめてほしい」「西所沢駅前や所高前の踏切では歩行者の右側通行を徹底したい」などが出されました。
私からは「全定とも礼儀正しい素直な生徒が多い所沢高校ながら、個性を大事にする校風と、制服なしの自由な服装などから声をかけにくいこともあるかもしれない。地域に支えていただき、地域と歩んできた所沢高校なので、地域での活動は「KIZUNA」活動として大事にしている。市民フェスティバル、市民まつりをはじめ、まちづくりセンターまつりでの科学実験教室など、生徒も積極的に参加している。9月2日(土)3日(日)の所高祭には地域の方々にぜひ足を運んでいただきたい。今後も所高は地域との密接な連携を推進していきます」と報告しました。
2023/7/25(火) マイクロブタの「スピカ」ちゃんが来校
7月25日(火)、マイクロブタのスピカちゃんが来校しました。10月28日(土)~29日(日)に航空公園を会場に所沢市民フェスティバルが行われます。J-COMのステージでは服飾部の生徒が5つのチームに分かれて手作りドレスを仕立て、ドレスコンテストが行われるのですが、その採寸(?)のためモデルのスピカちゃんに来校いただいたというわけです。(写真左は昨年度作品、写真右は製作見本/普段着とのこと。)狭山不動産の高杉氏の「秘蔵っ子」と伺っていますが、生徒たちは製作に入る前にはやくもハートをわしづかみされたようでした。
2023/7/25(火) 「希望の鐘」フルに活用されています
梅雨も明け、暑い日が続いています。本日も道場やグラウンドから元気な声が聞こえてきます。
学校では部活動の遠征や合宿、ニュージーランド短期短期語学研修に向け事前宿泊研修も行われており、同窓会館「希望の鐘」も平常時以上にフル活用されています。
今朝、通用門付近から富士山の姿を見ることができました。(写真だとわかりにくいかもしれませんが鉄塔のやや左に見えます。右には白い西武ドーム球場が見えます。)
体調をくずさないよう、水分や塩分の補給にも気をつけ、身体をいたわってお過ごしください。
2023/7/20(木) きょうは土用の入り/定時制終業式
きょう7月20日(木)は定時制の終業式ですが、土用(どよう)の入りでもあります。産地では土用の丑(うし)の日(ことしは7月30日)向けのウナギの出荷が最盛期を迎えていると聞きます。
古くから中国では、すべてのものは木・火・土・金・水という5つのおおもと(元素)の積み重ねだと考えました。これが「五行(ごぎょう)説」です。暦(こよみ)、天体、色など、すべての現象は五行から説明されると考えたわけです。
四季に当てはめると、「木」は春の象徴で青く、「火」は夏で朱(あか)く、「金」は秋で白く、「水」は冬で黒(玄)いというぐあいです。「青春」ということばはこのあたりからきているのですね。
「木」「火」「金」「水」の四つから残った「土」は、つぎの季節への橋渡しの時季を指すようになります。ことしは8月8日が立秋にあたり、そろそろ秋への橋渡しにかかる時季だと思えば、少しは暑さもしのげますかね(?)。というわけで「土用」は暑いこの時季だけでなく春秋冬にもあることは、少し詳しい暦をみるとわかります。
2023/7/18(火) 1学期終業式・校長より「夢を語る場にしましょう」
おはようございます。連日38℃などという記録的な暑さが続きます。あまりに暑いので、きょうの終業式を教室での実施としました。本当は一堂に会して表彰も含めて行いたかったのですが、まずはみなさんの健康第一、この先もさらに暑さは続くと思われますから、水分補給や栄養、体調の変化に気をつけて乗り切ってください。また、期末考査間近の時期に、本校でもコロナの感染者や学級閉鎖が報告されています。引き続き、感染防止に注意を払っていただくようお願いします。
さて、1学年の総合的な探究の時間に、本校卒業生の田中智樹さんのお話を伺う機会がありました。田中さんは2002年本校を卒業、大学を経て博報堂プロダクツという会社でコピーライターとして活躍、2023年に別の会社に移り、グランドディレクターをなさっているとのこと。印象深いお話だったので、お話をうかがって私なりに感じたことをお話しします。
田中さんは「『プレゼンとは何をするか』という問いに、実績など過去にやってきたことを話すことだと思っている人が多いが、それは間違い。『未来を語るもの』なのだ」とおっしゃっていました。J・F・ケネディやビル・ゲイツのことばを挙げ、「今はこうですが、こう変えましょう」と、わくわくした未来を語ることができれば、プレゼンとして最高で、共感を呼び、仲間を増やすことができる、とのこと。
田中さんはさらに「『なんか好き』をやめて、『なんで好き』を突き詰めることだ」とおっしゃっていました。「ふんわりした『好き』」「なんとなく『好き』」ではなく、これこれの理由で好きと、どこが具体的に好きか「好き」の中身を因数分解することだ。ともおっしゃっていました。
「なんか」「なんとなく」がよくないのは、しょせん他人事(ひとごと)にすぎないからだと思います。担任をしていた頃から学級通信などにも書いてきたのですが、大切なのは「夢を持つこと」「夢をみんなに話すこと」だと思います。夢を持つということは「自分事」にすることです。そして、夢は他人に話すことで実現する、ということです。
古くから、ことばには魂がある、口から出されたことばは力を持っていて、その通りになると考えられてきました。大昔の思想のように感じる言霊(ことだま)という考えですが、現代でも、めでたい席では縁起を担いで「終わる」「切れる」などの言葉を避け、「終わる」ことを「お開きにする」といいます。人の死についても「かくれる」「旅立つ」などの言い方をします。
不吉なことばを忌(い)み言葉として言い換えるのは、不吉なことばを口から出すと、本当に現実になると信じるからです。こう考えると、「私なんて」「どうせ無理」という後ろ向きのことばは、不幸をもたらすように自分を仕向けることばになります。これらのことばも「なんか」「なんとなく」になっています。
田中さんのお話はプレゼンがテーマでしたが、成績を上げる、試合に勝つ、受験で成功するなど手近なテーマも含め、前向きに進むためには、夢を持つ、夢を語る場がある、語られたことを馬鹿にしないという3つのことが必要だと思います。私の見たところ、所沢高校にはこのうち少なくともふたつは揃っていると思います。
「なんか」「なんとなく」を卒業し、ことばが前向きになると、夢を持つことができます。
「図書館の情報を整理するように、インターネットの情報を整理し尽くしたい」という夢を持っていたのがラリー・ペイジという人です。セルゲイ・ブリンと出会い、グーグルを創業します。「本が届くのが遅い」「スーパーマーケットが遠い」、商品を自分の家に届けてほしいと考えたのがアマゾン創業者のジェフリー・ベソスでした。夢を持ち、まわりに話しているうちに、「できるわけない」から、共感する人が現れ、支援したり一緒に動いてくれる仲間ができて、「できるかもしれない」に変わり、実現に近づきます。
こう考えると、夢を実現できる人は所沢高校に大勢いると感じます。
夏休み、文化祭の準備や部活動などもあるでしょうが、普段の学校生活ではむずかしいことにも積極的にトライし、8月25日にはひとまわり成長した姿を見せてください。
2023/7/14(金) 校歌にちなんだ「望」「光」「永」の書
本校1号館応接室前の廊下に「望」「光」「永」という3点の書が飾られています。本校卒業生で書家の駒井光明氏(元県立川越初雁高校教諭)の2019年の作品です。それぞれ校歌の一節「希望の鐘は鳴り渡る」「自由の光空に満つ」「いざや進まん永遠(とこしえ)に」を踏まえたものとうかがっています。生徒諸君の活躍を見守ってくれています。
2023/7/13(木) 鬼貫の句「鬼もあり姫もありけり百合の花」
きょう7月13日(木)午後には芸術鑑賞会で狭山市市民会館に出向きます。狭山市の中央児童館の近くに咲く山百合(やまゆり)が見ごろでして、報道などにも取り上げられています。ここは公園ではなく、自生する山百合を有志の方々が見守り、手入れをしていると聞きます。
ところで、江戸・元禄時代の俳諧師・上島鬼貫(うえしまおにつら・1661~1738)に「鬼もあり姫もありけり百合の花」という句があります。百合の花にはおもしろいことに鬼も姫もいる。鬼百合、姫百合…など、大きいことを強調する「鬼〇〇」(たとえば、オニヤンマ)、小さいことを強調する「姫〇〇」(たとえば、ヒメリンゴ)など、いかついものからかわいらしいものまでいろいろあって存在感がある花だ、というのです。
以前、生徒の話を聞いていたら、程度の激しい「とても」の意味と思われる「鬼むず(かしい?)」というのがありました。
(山百合の写真は狭山市観光協会ホームページからお借りしました。)
2023/7/11(火) 暑さに注意
暑い日が続いています。報道によれば、きのう7月10日(月)の日中の最高気温は所沢で38.0℃となったようです。全国53地点の「猛暑日」のひとつとなり、今年最高を記録したといいます。しばらく暑い日が続くようです。若いからといって無理をせず、水分の補給をこまめにするなど、まずは体調管理が重要です。
また、きょうから夏の全国交通安全運動ということで、身の回りの安全にも心を配りましょう。