生徒会日誌

2024年12月の記事一覧

今年度最後の個別相談会(11/30)

第4回学校見学会で生徒による個別相談会が行われました。

今回は、期末考査が近いためボランティア生徒が集まるかどうか不安でしたが、多くの強力な有志が集まってくれました。部活動休止期間に入っていたため普段は部活動でなかなか参加できなかったニューフェースたちが多数集まり所高を代表する多彩な顔ぶれとなりました。

生徒による個別相談会は、HR委員会の後援の下ボランティアであることを大事にしています。ボランティアが集まらなければ、実施は致しません。それは、やれる生徒あるいはやれそうな生徒をこちらから指名して実施しては「誰もがリーダー」である所高にふさわしくないからです。さらにこの企画は、生徒からの提案で実現したものだからなおさらです。

 

相談ブースはどこも活況です

別室の相談員の様子

信頼できる運営メンバー

いただいたご感想・ご意見から

 ・生徒さんの生の声が聞けて良かったです。

 ・校風が自由と聞いていましたが、生徒の個性が生かされて個々が伸ばせる学校だと思いました。

 ・聞いたことに対して、少し掘り下げたところまで教えてくださり相談員の2人のそれぞれの意見を言ってもらえ  

  て、様々な考え方を持てるようになりました。

 ・生徒の皆さんが楽しそうな高校生活を送っているのが伝わり、ますます興味が湧きました。

 ・いままで何となく知っているようなことをさらに詳しく知れました。学校選択の参考にします。

 ・生徒しか知らないことを答えてくれてどんな学校かわかりやすかったです。

 ・生徒の皆さんが自主的に生き生きと活動されているのが大変印象に残りました。

 ・相談したことで子供の受験に対する意欲も高まったと思います。

  

  参加いただいた中学生と保護者の皆さん暖かい感想をいただきありがとうございます。

  いまホームページをご覧のみなさん、来年度の学校見学会にぜひお越しください。ご自分の目で実際の所高を確か  

  めていただきたいと思います。

 

  最後に相談員の感想をいくつか掲載させていただきます。

 ◇2回目であんまり緊張はしていなかったけれどいざやると上手く答えられなくて悔しかった。いろんな質問とかす 

  ごくみなさんがフレンドリーに話しかけてくれてすごく楽しかった。ありがとうございました。

 ◇今日初めてやってみたが、最初は緊張したがやっていくうちに少し気が楽になった。個別相談を楽しむことができ 

  たためよかった。

 ◇最後の個別相談、とても楽しかったです。説明も少し難しかったけれど中学生の皆さんに伝えられるよう頑張りま

  した。今までたくさんありがとうございました。

 ◇今日はペアとお互い譲り合いながらリズムよく話すことができました。今までで一番充実したものだったと思いま  

  す。その反面、所高の現状を改めて見たなと感じています。どの家庭からも「所高に入ってよかったか」と聞かれ 

  今までの生活を見直すきっかけになりました。この会は、所高のことを教えるのももちろんだけど、自分のことを 

  知るきっかけにもなり、良い機会になりました。

 ◇初めて参加してみて雰囲気もわからないままだったけれど、自分にできる限りの話をしました。実際に質問されて

  みると意外とわかっていないところがあったので、もう少し理解を深めたいと思いました。

 ◇在学中最後かもしれないと思うとくるものがある。とっても素敵な活動の中枢で動けて良かった!!。つないでいっ

  てください。君たちならもっともっと良いものにできると信じています。

自由の継承2024

いよいよ卒メ製作が始まりました。

卒メとは、卒業メッセージの略で所沢高校特有の歴史から育まれた行事「卒業記念祭」において卒業生が在校生に強く伝えたいメッセージのことを言います。卒業記念祭の多くの時間を割いて各クラスが、趣向を凝らし動画や演劇を通して伝えていきます。

今日、2年生は、学年レクを体育館で実施していますが、3年生は、各クラス、卒メの企画詳細の確認や動画の素材集めなどを行っています。

  

 

自分たちのクラス企画

2年生のクラス企画が行われました。

クラス企画は、HR委員を中心に各学期一回以上行われる「私たち生徒が自ら企画・運営していく時間」です。これによってクラスの結束を高めていくことはもちろんですが、企画・運営を通して、リーダーはよりリーダーらしく、そして埋もれている新たなリーダーを発掘するということが期待されています。

2年生は、今回は、クラスの垣根を越えて学年企画として「誕生月対抗学年レク」を開催しました。これは誕生月ごとに全学年をチーム分けして、借り人競争や誕生日並びゲームなどで競うものです。

細かなところで準備が行き届かなかった所もありますが、企画書作成に始まって2年HR委員で検討を重ね、準備をして実施されました。新たなコミュニケーションの輪が広がりみんなが楽しめる企画となりました。

 競技を終え表彰

実施後の反省の中で、改善点のひとつに用意したスライドが活用できていなかったという指摘がありました。これだけの規模で企画運営をすると、まず計画を進めることで手いっぱいになり、折角用意したものを活用する間がなかったということは、往々にしてあることです。大事なことは、失敗だったなとか、次に生かしたいと反省して終えることではなく、それをあらゆる機会の中で具体的に修正してみせることが大切です

令和7年度の3年生!!。楽しみにしています。

淋しい定例連絡会議

定例連絡会議が開催されました。

これは所高の諸問題について、テーマを募集し、それについて生徒と教職員が自由に意見交換をする場です。結論を出すことを目的としませんが、話し合いから問題意識が高まったり、問題が解決することに発展したりします。

今回のテーマは、「電子レンジ・電気ポットの設置について」、「旧食堂跡地の活用方法」など3本の議題について意見交換が行われました。

あらかじめ生徒会機関紙FREEなどで告知はしていましたが、参加者は関係者がほとんどで、さらに提案者が欠席するということがありましたが、何とか流会を免れ開催にこぎつけました。

さて、定例連絡会議の存在は、所高の特色の一つです。それがこうして毎年開催されることは意義のあることですが、そのあり方が、「例年のことだから」、「所高らしいから」、やらなければならないという状況に陥っていないでしょうか。

そうでないとしたらこの会議の開催について考えなければならないところがあります。まず、今回の場合、所高だけで解決できるような問題ではない議題を含む3本を1時間30分で話し合えるのでしょうか。終了時間を先生方に相談もなく最初から5時30分に設定しているのは生徒の都合優先と言われかねません。議題について生徒会本部が提案者任せにしていませんか。こうした点が会議の準備から当日を見る限り問題として認識されました。

何となくこんなことがテーマとして取り上げられるのではないかというような曖昧な議題設定では、その場の流れで友達同士が雑談していることと何ら変わりはありません。だから、「例年のことだから」、「所高らしいから」という動機のみで会議を開催することになってはいませんか、ということなのです。

議題に対しては、本部もある程度勉強して、議題として成り立ち得るかどうかを調査をしておく必要があります。今回の議題では、それを落としていたために実質的な意見交換をする前に、そうしたことをまず話し合わなければならず、残念な進行になりました。

 

所沢高校は、教職員よりも生徒が保守的であるといわれます。自主的な活動を行う所沢高校であるが故の特色と言えば言えなくもありません。しかし、これを克服する先に所沢高校らしさが燦然と輝くのです。伝統らしきものの維持に汲々としていてはいけません。では変えることが大事なのかというとそうではありません。

その生徒会活動すべての意味を問い理解することが大切なのです。そこには保守的とか何かを変えるもありません。その本質を見極めることができているか否かそれがあるだけなのです。

会議室での定例連絡会議  

3学期の定例連絡会議も期待しています。