2010年11月の記事一覧
11月25日:人権教育
部落史に学ぶ人権教育 -差別といじめのない社会を創るにはー
東日本部落開放研究所の吉田 勉 氏に御講演いただきました。
1 若者をめぐる状況
差別落書き、15歳の孤独度調査、社会的意欲の希薄化などの問題点と「ほっとポット」のホームレスをサポートする若者の活動
が紹介されました。
2 差別といじめが複合する社会
2 差別といじめが複合する社会
部落差別の現状、根強く残る差別、同質集団の異質排除などを具体的な例で説明していただきました。絆が失われつつある社会
では差別やいじめが再生産される構造ができあがる。
3 差別といじめのない社会を創るには
包む・つなぐ・ネットワークするという社会的ケアを通して、異質なものに開かれたコミュニティー創りが大切である。
11月24日:全校長距離走大会
第53回全校長距離走大会を開催しました。柏原運動公園グランドをスタート、入間川河川敷コースで男子11km、
女子6kmの距離を走りました。

開会式 女子6km 男子11km

女子ゴール 男子ゴール 表彰式
女子6kmの距離を走りました。
開会式 女子6km 男子11km
女子ゴール 男子ゴール 表彰式
11月16日:中国高校生国際交流
21世紀東アジア大交流計画による中国高校生の1日学校訪問が行われました。4回目の今年は、中国湖南省と上海の
高校生40名が来校しました。希望の鐘で学校概要の説明を聞いた後、1,2年生の教室で授業を見学しました。続いて、体
育館で全校生徒による歓迎式典が行われ、中国高校生が民族舞踊と合唱を披露してくれました。全体会の後、本校ギター
部,吹奏楽部、ダンス部が中国高校生に日頃の活動を披露しました。昼食は1,2年生のホームルーム委員と一緒にお弁当
を食べ交流を深めました。
希望の鐘で学校概要の説明 体育館で歓迎式典 中国訪日団の団長挨拶
民族舞踊 合唱 記念品交換
第1回(11月13日) サイエンスアカデミー(化学)
今年度は、”一緒に燃料電池の開発をしませんか?”を合い言葉に、東京大学大学院工学系研究科准教授の久保田先生に
指導を受けながら、昨年度から始めた「燃料電池の非白金触媒作成」のさらなる性能向上を目指して実験をおこないました。
<講義> まず始めに、久保田先生から燃料電池の原理や応用例などについての講義をしていただきました。
現在用いられている白金を使った燃料電池では白金の埋蔵量が限られており燃料電池車を普及させるのは不可能で、どうし
<講義> まず始めに、久保田先生から燃料電池の原理や応用例などについての講義をしていただきました。
現在用いられている白金を使った燃料電池では白金の埋蔵量が限られており燃料電池車を普及させるのは不可能で、どうし
ても非白金触媒の開発が必要であるなど非常に興味深いもので生徒たちも熱心にメモをとりながら聴いていました。

<実験> 講義の後、二班に分かれて触媒作成の実験をおこないました。
”魚の血液”を焼いたものを電極にはさんで水素と酸素を供給することで燃料電池になる非常に単純な構造であるものの、
<実験> 講義の後、二班に分かれて触媒作成の実験をおこないました。
”魚の血液”を焼いたものを電極にはさんで水素と酸素を供給することで燃料電池になる非常に単純な構造であるものの、
一つ一つの作業が非常に細かいため参加した生徒たちも実験ノートを確認しながら慎重に進めていました。

魚の血液を焼く前処理 作成した触媒を電極に塗る 測定装置につないで測定開始
最後に、完成した自作触媒を用いた燃料電池を組み立て、大学から持ってきていただいた専用の測定装置にて性能試験を
魚の血液を焼く前処理 作成した触媒を電極に塗る 測定装置につないで測定開始
最後に、完成した自作触媒を用いた燃料電池を組み立て、大学から持ってきていただいた専用の測定装置にて性能試験を
おこなったところ、昨年作成したものよりも優秀な触媒ができたことがわかり生徒たちからも歓声があがりました。しかし、同時
に測定した市販の白金利用の燃料電池で同様の性能試験をおこなったところ何十倍の開きがあることがわかり、今後もこの
実験を続けていきたいという感想もありました。
11月11日:在り方生き方教育
JULEPS LIVE
第3回在り方生き方教育として、所沢出身のボーカルグループ「JULEPS」のライブを行いました。男性3人のボーカルと女性1
人のピアノからなる結成7年目のグループです。
今回のテーマは「信じ続ければ、夢は叶う」です。音楽活動を通して自分達の夢を実現しようとするJULEPSのステージは、時
今回のテーマは「信じ続ければ、夢は叶う」です。音楽活動を通して自分達の夢を実現しようとするJULEPSのステージは、時
に力強く、時にやさしく心を揺さぶるような響きでした。生徒はライブを楽しむと同時に、目標に向かって努力することの大切さを感
じたようです。
