所高日誌

2010年10月の記事一覧

10月27日:椿峰小学校出前授業(地学)

 狭山丘陵に位置する椿峰小学校6年生3クラスで「わたしたちが住む地面の下」という地学分
野の出前授業をおこないました。所沢西高校、所沢中央高校の地学の先生方と協力して、地層
の観察、火山灰層の洗い出し、顕微鏡観察をおこないました。小学校のすぐ脇の崖に約30万
年前の火山灰層があり、その中にきれいな石英や角閃石の鉱物が入っていることを観察し、6
年の子どもたちも興味深く学習に取り組んでくれました。
 
理科(地学)教諭 正田浩司

10月9日:西部地区県公立高校進学フェア

「西部地区県公立高校進学フェア」が開催されました
 
 10月9日(土)午前9時から午後2時まで、本校を会場に「西部地区県公立高校進学フェア」が開催されました。当日は朝から小雨
が降る中、中学生と保護者の計806名の方が本校に来場されました。
 28校がブース参加し、他の14校が資料参加しました。ブース参加した学校では、特ある学校案内や案内表示をして、自校を
よりよく理解してもらおうと工夫をしていました。
     
                会場の様子
 
 本校のブースにも多くの中学生と保護者の方が訪れて熱心に学校の概要や校風、部活動の様子、進路の様子など、担当者から
説明を受けていました。進路選択のよい機会になったのではないでしょうか。受検生の皆さん、頑張ってください。
  
       本校のブース前

10月10日:第1回、第2回SPP生物

 今年度のSPP生物は、森と土壌動物がテーマです。埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター周辺の森でフィールドワークを行いました。

 10月2日の第123名の生徒が参加し、土壌動物が棲む森について学習しました。秋の気配が漂い始めた森の中を散策し、森の生き物や、階層構造についての説明を指導員から受けました。森の中に身を置くことで生き物の息づかいが伝わってくるような気がしました。蚊に悩ませられながらも、熱心にメモを取っていました。

  

 10月9日の第216名の生徒が参加し、土壌動物の採集と観察を行いました。あいにくの雨で、濡れながらの採集作業でした。林床の落葉をめくって葉が分解される様子を観察しながら、ミミズやムカデ、ワラジムシ、アリなど大型土壌動物を探しました。また、ツルグレン装置を使って小型土壌動物を採集しました。双眼実体顕微鏡に浮かび上がった、トビムシやダニは透き通るような白い体で、小さな足を動かしていました。生徒は、初めて見る森の分解者に感激の声を上げていました。

  

10月5日:1学年 大学見学会

 1学年の進路行事として、大学見学会が行われました。クラスごとに5つのコースに分かれ、それぞれ2校ずつ見学しました。
  1コース(1組):立教大学、明治大学
  2コース(3・5組):武蔵大学、早稲田大学
  3コース(4・7組):成蹊大学、中央大学
  4コース(6・9組):東洋大学、上智大学
  5コース(2・8組):青山学院大学、専修大学
 
 各大学では、大学の概要説明のほか、教授による模擬授業や学生によるキャンパスツアーなどが行われ、貴重な体験をすることが
できました。広いキャンパスや施設、学生の雰囲気などを肌で感じ、まだ大学に馴染みの無い1年生にとって大きな刺激となりました。