校長日誌

所高生の留学熱上昇中!?

 毎週数人の生徒が校長室に来てくれる。昼休みや放課後、アポなしでも大歓迎だ!
 部活動のイベントの案内や大会等の結果報告、情報の授業で制作する学校紹介ビデオへの出演依頼、そして大学等の推薦入試の面接練習あるいはAO入試のプレゼンの指導依頼もあった。私が少しでも役に立つなら利用してほしい。


 さて先日ある生徒から留学に関する相談があった。自分は海外の大学に進学したいと思っているが、なかなか親の理解が得られないということだった。夏休みにも別の生徒から似たような話があった。
 留学を実現させるにはいくつもハードルがある。その1つが親の理解と支援だ。保護者にはお金も出してもらわなければならない場合が多い。

 

トビタテ留学JAPAN高校生日本代表プログラム5期生としてコスタリカに行く森下あいるさんが留学計画の実現過程を紹介してくれた


 一昨日(10月15日)放課後、希望の鐘(同窓会館)で「海外留学セミナー」が開催され、「トビタテ留学JAPAN高校生日本代表プログラム」5期生として11月からコスタリカに行く予定の本校2年生、森下あいるさんの話を聞く機会があった。

 留学したいという漠然とした思いを具体化し実現に漕ぎつけるまでの道のり、自分のアイデアが認められ多くの人の支援を得られた感謝の気持ち、そして同年代の素晴らしい仲間と出会えた喜びを語ってくれた。
 彼女はまだ留学していない。それにも関わらず留学実現に向けたこれまでの経験を通じてすでに大きな成長を遂げているように見えた。話し方にも自信がみなぎっていた。
 「留学」というプロジェクトには、「自分は何をしたいのか。将来、何になりたいのか」という自己分析や将来構想、行先や奨学金などに関する情報収集、普段は接することのない人たち(留学エージェントや奨学金の提供機関、他校の留学経験者や同志たちなど)との折衝や交流、留学計画の立案、親や関係者に認めてもらうためのプレゼンなど、様々なタスクが含まれる。最高のPBL(Project Based Learning)ではないか。


 今回の校内セミナーには1年生から3年生まで20人の生徒(男子3人、女子17人)が出席した。毎回数人しか集まらなかった昨年と比べると参加者は大幅増だ。特に女子の関心の高さが際立つ。
 森下さんのプレゼンに続き㈱ISA(留学エージェント)による「エンパワーメントプログラム」の説明会が行われた。このプログラムは日本の大学・大学院に在籍する外国人留学生や英語圏の大学生を招き、高校を会場として参加高校生と英語でのディスカッションなどのグループ活動を行うもの。国際交流や英語運用能力の向上だけでなく、各国のトップレベルの大学生・大学院生のグローバルなキャリアプランや社会的課題意識に触れて、高校生が自身の将来を広い視野で考える機会にもなる。


 今年の冬休み中(12月26日~28日)に所沢北高校を会場に開催されることとなり、北高さんから所高生にもご案内をいただいた。留学の準備活動に良さそうだ。

 現在、本校の1年生男子がアメリカに2年生女子がカナダに留学中だ。またアメリカから男子留学生を1学年に受け入れている。森下さんのコスタリカへの出発に先立ち、2年生女子が10月末から埼玉県のグローバルリーダー育成プロジェクトのメンバーとしてアメリカに渡る。

 世界に飛び立つ所高生がますます増えそうだ。