2023/11/13(月) 定時制・夜の文化祭に寄せて
先週11月10日(金)の夜、定時制では文化祭を行いました。保護者の方をはじめ多くの方にご来校いただきました。ありがとうございました。また、全日制の生徒や教職員も来場していました。開会式・閉会式でおおよそこんな話をしました。この場を借りて紹介します。
昨夜(11月9日)前夜祭では美術や総合アート選択の人の作品が映像で紹介され、レベルの高い出来栄えに大きな拍手が送られました。(きょうも作品が展示されています)パンフレットの表紙を飾った二人のイラストも見事です。きょうのステージ企画、学年企画も含め、他人と協働して何かを企画したり、一つのことを進めようと合意を調整したりすることは、まさに文化というにふさわしいものです。こういうことはwebでは教えにくいことで、定時制に登校しているからこそできることです。
前夜祭のクイズ大会は、スムーズな二人の進行も見事でした。助太刀(すけだち)をフロアから呼ぶことができるというルールも楽しみを増やしました。
準備にあたってきた役員のみなさん、関係のみなさん、これだけのものを作り上げるのはたいしたものです。大いに楽しんでください。御来校のみなさまに感謝申し上げます。
また、11月4日(土)市内近隣の吾妻地区文化祭が行われ「SDGs・脱炭素ポスター」展では、定時制2年の栗林さんの作品「海の豊かさを」が1位にとして飾られていました。
学年企画では趣向を凝らしたアトラクションが人気でした。ステージ発表では会場の定員の関係で、ご予約いただいた方だけ入場していただきました。歌唱に先生も加わってのバンド演奏もあり、演奏の水準も極めて高く、新鮮な感動がありました。漫才を披露してくれた二人は、一発ギャグを打ち続けるようなものと異なり、内輪受けでなくスベることもないレベルの高い正統派で、最後列で聴いていてもおもしろさがはっきり伝わり秀逸でした。聞くと「だいぶ稽古をした」とのこと。こういうバラエティーこそ「文化祭」にふさわしいと感じました。
かなり早い時期からいろいろと準備をしてきました。いろいろと制約もありましたが、その中でできるだけのことをしようというみなさんの柔軟さや新しいアイディアにより、ここまでたどり着きました。ご来場の方々に、みなさんのこれまでの軌跡と情熱を感じ取っていただけたと思います。大変お疲れさまでした。ご来校のみなさま、ありがとうございました。