2025/3/11(火) 東日本大震災から14年!
きのう夕方、定時制の卒業式を行いました。答辞を聞き思わず涙腺がゆるみました。
きょう3月11日は、東日本大震災忌にあたります。14年前のその日、全国で約二万人が命を落とし、今なお2500人もの行方が分かっていません。不自由な生活を送られている方々に思いをいたしたいと思います。
この日は、埼玉県でも卒業式当日や前日である学校が多く、県内でも帰宅できず学校で夜を明かした生徒がたくさん出ました。交通機関は止まり、携帯電話も通じず、数十キロを歩いて帰る人(私もその一人)や、開放されたスーパーアリーナで夜を明かす人もいました。
マスコミなどで震災に関するさまざまな特集が組まれていますが、画像を見て戦慄を覚えた人もいると思います。所沢から200キロほどの場所で津波があらゆるものを飲み込み、数日後には発電所が爆発するという、さらに深刻な事態も起きました。その後しばらくの期間、時には信号機も消え真っ暗という「計画停電」も経験しました。1400名もの福島県双葉町の方々が加須市の旧騎西高校に避難、最長で3年にわたる避難生活を送られましたが、埼玉の高校生も他人事と思わず、できるだけのことをしました。その流れが続き、所高生有志が被災地を訪ねてボランティア活動などに取り組んでいます。