2024/11/16(土) 所高総探コラボ「ぷるぷる♪狭山茶のつや玉」誕生前夜
きのう11月15日(金)の1年5組・7組地理の授業では、ゲストに5人の卒業生(大学生)が参加、菓子メーカーの不二家と所沢高校の有志生徒が共同開発したスイーツ「ぷるぷる♪狭山茶のつや玉」誕生を語ってくれました。ことし9月に所沢駅前・エミテラス所沢開業記念ということで販売されたことも記憶に新しいところです。
話は2021年の秋、1学年の総合的な探究の時間(総探)の「マイテーマ」にさかのぼります。
きっかけは、たまたま席が近い・部活動つながりなどから意気投合し5人でグループを組み、入間市に住む生徒の「地域の名産『狭山茶』の温度感が低い」との熱い課題意識からこのテーマに決まったとのこと。商品開発をしてみたいとその場で検索し、有力企業にさっそく電話、門前払いの会社もあったなか、話を聞いてくださったのが不二家さんだったとのこと。5人はまず、お茶を知らないと、というわけで狭山市の宮野園さんにアポを取ります。いろいろと教えていただき、茶摘みを体験させてもらい、お茶のサンプルをたくさんいただいてきたとか。事前準備も功を奏したものか、不二家さんでも熱心に耳を傾けてくださり、企画が動き出します。
「形にする」には、幻想(イメージ)だけではまったく足りません。実際的な技能もそれ以上に必要になります。5人は「高校生だったからできた」と言っていましたが、この「沸点の低さ」「フットワークの軽さ」「協力を引きつけるフックの力」と、力押しにも見えるプッシュ。所高生の強み「3つの『フッ』プラス『プ』」が入学から半年で早くも全開となっています。
スライドやアイディアスケッチの実物もまじえてたくさんのお話を聞くことができました。ここから先が気になる人は生徒から詳しく聞くとよいと思います。後輩への貴重なお話をありがとうございました。