校長日誌

校長観戦記 野球部の夏 昌平に惜敗

野球部の夏 昌平に惜敗
エース大橋 完投 4番五十嵐 猛打賞

 夏の甲子園を目指す埼玉県大会は7月8日に開幕した。今日12日いよいよ所高が初戦を迎えた。


大きな声援を背に昌平との決戦に臨む選手たち

 所高は2回戦が初戦となる。相手は1回戦で蓮田松韻を5回コールドで下した昌平だ。昌平は近年、サッカーだけでなく野球でも地力をつけている。市営大宮球場に入って驚いたのは、昌平の応援団の多さだ。3塁側の応援スタンドに入りきれない人たちがレフトスタンドの芝生席を埋め尽くしている。総勢500人を超えるのではないか。
 前の試合が延びて、予定より40分ほど遅れて12:12試合開始。

エースナンバーを背負った大橋は、最後まで美しいフォームで投げ続けた

 1回表、昌平の攻撃。所高のマウンドには1番を背負った大橋誠弥、受けるのは12番をつけた2年生捕手、濱田惇也。
 立ち上がりの大橋はストレートの制球が定まらずボール先行。1番打者を四球で歩かせてしまう。2番打者には内野ゴロを打たせ、併殺かと思いきや1塁への送球がそれて一死1塁。3番打者も内野ゴロに打取るが進塁打となり二死2塁。
 続く4番打者。大橋は初球ストレートでストライクをとり落ち着きを見せる。3球目またもや内野ゴロに打取ったが・・・。1塁への送球が大きくそれて、2塁走者が一気にホームイン。ノーヒットのまま先制点を献上してしまった。

4番ファースト五十嵐は、1回にタイムリーヒット。猛打賞の活躍
写真右は8回、ヘッドスライディングで3塁ゴロを内野安打とする

 しかしその裏、所高はすぐさま反撃開始。1番、黒島悠樹が三遊間を破るヒットで出塁。2番崎山悠悟は倒れるも3番センター澤井大和の打席で、走者の黒島が2塁盗塁を決める。(俊足の黒島は3塁の守備でも軽快な動きを見せていた)
 さらに澤井の2塁ゴロの間に黒島は3塁に進み、二死3塁で4番五十嵐悠真。
 ここで五十嵐は初球をしっかり振り抜きライナーでレフト前にタイムリーヒットを放った! 
 だが・・・・。所高の得点シーンはこの回だけとなってしまった。

所高の先発メンバー
1番サード 黒島悠樹(5)
2番ライト 崎山悠悟(9)
3番センター 澤井大和(8)
4番ファースト 五十嵐悠真(3)
5番ピッチャー 大橋誠弥(1)
6番レフト 岩崎達也(7)
7番セカンド 山川蒼太(4)
8番キャッチャー 濱田惇也(12)
9番ショート 正部家隼人(6)
*( )は背番号
 
 
 昌平の4人の投手リレーの前に所高打線はシングルヒット5本に押さえ込まれてしまった。
 守ってはエース大橋は決して大きく崩れることなく、粘り強い投球で9回を投げきり、1回戦で17得点の昌平打線をヒット8本に抑えた。適時打を浴びたのは6回と7回だけ。1回、3回、9回にエラーで失点したのは痛かった。

 3年生はこれで引退となる。唯一2年生で出場した濱田を中心に次の学年が先輩たちの思いを引き継いでいく。


 
 野球部員はもちろん、猛暑のスタンドで声援を送り続けた保護者の皆さん、吹奏楽部、バトン部の生徒たち、そして引率の先生方、ほんとうにお疲れ様でした。
 野球場に響く校歌、風にたなびく校旗。いいものを見せてもらいました。