アクティブラーニング最前線
この一ヶ月間、授業と見学をしました。そこで見えたのは、生徒と教師による、予想を上回るアクティブな取組でした。今日見学したのは、
1 漢文: スムーズなペアワーク。教諭はルールを確認し、生徒は協力して内容をクリアする。
効率的な情報処理が成立していました。
2 化学の実験: 特筆すべきは教師の「沈黙」でした。生徒は自力で指示書と格闘する。失敗を
指摘しない。答え合わせは次回。これは自己修正能力の徹底訓練である。
3 英語: ICTとペーパーの反復で、全員が確実に知識を定着させる。教師は、生徒が「必ずでき
るようになる」ための周到な道筋を設計していた。
教師は、生徒がただ座っているだけの受け身な存在を拒否し、ICTを駆使し、生徒を立ち上がらせ、思考させ、活動させる。この裏には、教師の時間と神経を削るほどの工夫があると思います。生徒は熱く活動し、教師はそれを上回る熱量と冷静な戦略で授業を展開していく。
この様子を、言葉で語るよりも、一度見ていただきたい。是非、土曜授業に来校し、このエネルギーを体感してほしいと思います。私の授業見学は11月も続きます。