校長日誌

2023/9/14(木)「やさしい日本語」を学ぶ

 本校の若手の先生向けの研修会を行いました。テーマは「『やさしい日本語』とは?」

 「やさしい日本語」のきっかけは、阪神淡路大震災(1995年)にあります。外国人被災者向けに、英語での情報提供が発災から半日後に始まりましたが、英語が分からない人も多かったことです。

 「やさしい日本語」とは、外国の人に分かりやすいように配慮した日本語をいいます。ポイントを押さえれば、だれでも使うことができます。また、外国の人にわかりやすいということは、日本語をふだんから使う人にも分かりやすいはずです。子どもや高齢者、ハンディキャップを持つ人への分かりやすいコミュニケーション手段の一つと言えます。

 ポイントは「ハサミの法則」(話すとき、「はっきり」「さいごまで」「みじかい文で」)にあることを学び、実際に学校でよく聞く表現をやさしい日本語に直してもらったりしました。