活動の記録

音楽 入部を希望する中学生の皆さんへ ver.2021年度(中学生むけ①)【フォーク部/2020年度NO.23】

【2021年度追記 新型コロナウィルス感染拡大の影響】

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、高校軽音楽の世界でも 多くの大会・コンテスト、イベントが中止となりました。
開催をされても動画審査のみになったり、観客の制限を設けざるをえないような状況です。
また、他校との交流のメインである「合同ライブ」も その機会は大きく減り、また 参加できる学校も相当限られているのが現状です。    
端的に言えば ライブ主体から音源等の作品制作主体に 変化せざるをえないのが今の状況です。
それでも 他校に比べ 本校フォーク部 は活動を止めずに 模索をしながらではありますが 動いている部活と言えると思います。
ただ、今年のような動きは来年度も続きそうですし このような形がいつまで続くかは誰にもわかりません。
ですので、本当に 軽音楽 を選ぶのか? という点はよく考えて 欲しいと思います。
逆に 米津玄師のようなDTM主体の活動に興味のある人には向いている状況だと言えるのかもしれないですね...。
(部活でやるか?って話にはなりますが...)

---- 以下は平時の活動を前提とした 入部案内になります。基本的には変わりませんが できないことも増えるかもしれません ------

【本校フォーク部へ入部を希望する中学生の皆さんへver.2021年度】
 ※この記事は昨年度の記事に加筆・修正をしたものです

HP冒頭に記載しているように部活動の最終的な目的は 部員の人間的な成長 です。

本校のフォーク部も最近は大会等で大きなステージに立つ機会が増えました。
他校との交流の機会も数年前では考えられないくらいに増えました。様々な方に講師としてお越しいただき音楽的な指導をしていただく機会も贅沢すぎるほどに 増えました。形に残る結果は取り組みへの客観的な評価・実績として 重要なものの一つです。今後も大きな大会で良い結果を残すことを一つの目標として活動をしていきます。

けれど、それよりも大きな目標は 一つのことに本気で打ち込み 自分たちで納得のいく作品を創造することです。高校軽音楽は立派な表現活動です。活動に本気で打ち込む中で辛い時間、苦しい時間もたくさんあります。ですが、それらを乗り越えたあとで手に入るものは人生の糧となるはずです。人生の中で純粋に自己表現に没頭できる時間は多くはありません。

高い目標を掲げ活動する以上、部員の足並みをそろえる必要があります。入部に際しては以下のことを理解し受け入れてもらうことになります。
 
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①現在、フォーク部の年間スケジュールはとても忙しいものになっています。
 平日の練習はもちろん、休日・祝日はほぼ全て以下のイベントで日程が埋まっていきます。
 ・軽音楽連盟主催大会 ・各種コンテスト ・合同ライブ
 ・外部講師による技術講習会 ・レコーディングやMV作成 ・校内ライブ
 2021年度も2020年度同様の日程、またはそれ以上に過密になることが予想されます。
 休みがないということを覚悟しておいてください。

②大会・コンテスト、ライブ、講習会等の イベントは全員参加 です。好きなときに 好きなことだけをやることは認めません。
 これらのことから 兼部は禁止 とします。  
 また、多忙な時期が重複するため 体育祭の役職(体育祭バックアップ委員会・体育祭実行委員会・体育祭関係役職)に就くことも禁止とします。
 アルバイトは禁止はしませんが)推奨しません。その時間があるならば練習に励みましょう。

③大会や合同ライブ等、対外的な活動が増えています。
 他校との交流時には他校のドレスコードに合わせ頭髪は黒・制服に準じた服装での参加が必須となります。
 本校の「自由」は あくまで本校の中だけのものです。 
 このことは本部活動においては言うまでもない当たり前のことになっています。これを受け入れられない人は入部を認められません。

④部活動としての動き、バンド活動の基本を身につけてもらうために、入部後しばらくは 固定バンドの編成はしません(予定)
 この期間は 与えられた共通の課題曲を練習し 進度に応じて その日ごとの 臨時バンド で バンド練習に臨みます。
 入部後、1学期いっぱいはこの形で活動をしてもらい、7月の発表会後、正規バンドの編成にうつる予定です。

⑤顧問は1学年あたりの部員数は20名が理想、上限は25名と考えています。
 これは4人編成(または5人編成)のバンドが5つの人数であり 練習環境から考えて 練習時間を確保するための ギリギリのバンド数と考えています。
(様々な工夫の結果、現在、1、2年生バンドはすべて最低でも週2回の練習時間を確保できています)
 このため入部希望者多数の場合は入部制限を行うことがあります。
 ※ただ、例年、説明会後、休みがないこと、対外時の整容...等々を伝えると 入部希望者は当初よりかなり減ります。

⑥入学後、4月はじめに入部説明会を開催します。
 入部希望者は入部説明会と パート決め には必ず参加をしてください。
 詳細は入学後、各クラスに掲示します。
 
楽器の購入は入部説明会終了まで控えてください。
 説明会で話を聞いて入部しないケースもありますし、楽器購入に関する説明会を開催するためです。
 ※楽器購入に関する説明会の内容はプロのミュージシャンによる 良い楽器の選び方・買ってはいけない楽器の見極め方 です。
   とりあえず安いもの(1万円台、それ以下の値段の楽器)を通販等で買って 残念なことになるケースは後を絶ちません。
     ※参考までにギター・ベースの購入に関して はギターは YAMAHA ( ヤマハ ) のPacifica シリーズ、ベースは同社のBBシリーズ または TRBXシリーズ を勧めています。
         個体差が少なく(=ハズレ個体が少ない) コスパに優れていること、購入後リプレイスメントパーツによるアップグレードが容易であることなどが大きな理由です。

 
→ここまで読んで 興味を持った! それでも入りたい!という人は 「金髪とピアス」の記事を読んで下さい。

【補足①2018/10/20→2019/0914修正→2020/1213修正】

 2018年度は入部説明会に50名以上の1年生が参加をしてくれましたが、上記についての説明等の結果、半数以上が入部を考え直し断念しました。厳しい条件をはじめに提示しているのは入部後に辞められてしまうとバンド編成が困難になり他の部員へのシワ寄せが生じるからです。2019年度は部の提示する条件を新入生が事前によく調べてくれていたため入部を断念したのは数名でした。2020年度は 50名以上が説明会に集まりましたが 諸々の説明を経て入部したのは20人を切りました。
  2021年度も説明会は同様に行いますが所沢高校に入学してくる生徒で諸々の条件をすべて受け入れても入部をしたいという人数は20から25名。どんなに多くとも30名以内になるのではないかと考えています。万が一、入部制限をかける場合も経験よりも 人間性やパートバランスを重視してハードルをもうけたいと考えています。経験を重視するくらいなら くじ引きの方がよっぽどいいですし、パートはどこでもやってみよう!という柔軟性の方が素晴らしいと思います。プロの世界でもベーシストだけど実はギターもプロ級なんて人は多いです。本当は一通り全部できるのが理想。3年間しかない活動期間の中では 素直さと謙虚さ、礼儀正しさ これに勝る素質はありません。そして、人数が多い場合には入部前に受け入れてもらうハードルを増やしていこうかと思います。今は上記の①から⑦ですが、⑧⑨が追加されていく感じです。

 おまけの情報として、埼玉県内の軽音楽系部活動の情報は下記HPをご覧ください。
 埼玉県高校軽音楽連盟

【補足②2018/11/26→2019/0923修正→2020/1213修正】
関東地方において高校軽音楽は 東京・神奈川に盛んな学校が多いといえます。
(厳密に言えば 東京や神奈川には学校数が多く〔※東京およそ430、神奈川およそ230の高校がある〕 それぞれの上位10乃至20校程度は学校間の交流も盛んで切磋琢磨の結果、全国規模の活動と実績を残している)
千葉の一部の高校がそれに続き、埼玉はその後塵を拝している状況といえます。というよりも 現状、埼玉県内に高校軽音楽の世界で有力と呼べるような学校は存在しません。
※「有力」とは他都道府県の軽音楽部の高校生でも●●高校には〇〇というバンドがいる と知っているような学校をイメージしています。


高校で本気で軽音楽に打ち込みたいのならば、高校は選ぶべきです。(かつての本校のように)入部した1年生を3か月とか半年部費だけ集めて放置しているような部活動や、部員のモチベーションがバラバラで人数だけやたらといる部活動はお勧めしません。また、得てして高校軽音楽の有力校はプロを目指させるような指導はしません。プロに求められる能力と高校軽音楽の目指すところは違うからです。

それを踏まえた上で 埼玉在住の高校生が 軽音楽に本気で打ち込み全国規模のステージで活躍をしたいならば、高校は選ぶべきであり、東京都の私学を視野に入れるべきです。(相応の学力が必要にはなりますが…)具体的には中央大学杉並高校や法政大学高校、日本大学第二高校、朋優学院高校等は活動内容や実績から質の高い活動が見込めます。(これらの学校には長い年月の中で培ってきた揺るぎないメソッドがあるように感じます)
都立武蔵丘高校や都立練馬高校などは全国規模のステージで活躍をする都立の有力校ですが、都民でないと入学できませんからね…。


では、埼玉の公立高校で本気で軽音楽に打ち込むことのメリットは何かあるのか?

例えば、東京都の軽音部員では至難とされるステージに立つハードルが埼玉では圧倒的に低いことがあげられると思います。
全国へつながる大会を例に考えるなら、東京都の軽音楽部員は部内選考→音源審査→スタジオ審査→都大会→全国と とてつもないハードルがあります。音源審査も結構なレベルなので人前で演奏をする機会さえ万人にあるわけではない。
埼玉の公立は学校によりけりですが(部内選考)→地区予選→県大会→全国 のような感じです。つまり、部内選考さえ通れば 地区予選で多くの人の前で演奏をする機会を得られる。感覚的には東京のスタジオ審査と埼玉の県大会が同じくらいのレベルなのではないかと思います。たぶん、本校のバンドも東京のスタジオ審査では 通過は困難を極めるでしょう。
とはいえ、埼玉県内の地区大会も音楽的な指導がされている部活動とそうでない部活動は如実に差が出ています。そのあたりは各高校のHP(本校フォーク部の大会や合同ライブの実績欄に各校HPへのリンクを貼ってありますので参考にして下さい)や 上記の埼玉県高校軽音楽連盟のサイト等から各校の実績を調べコンスタントに活躍しているところを探してみるのが良いでしょう。
ただし、これは東京も埼玉も同じですが公立高校の教員には人事異動があります。
運動部では顧問が誰であろうが大会には参加をし練習試合はするものだ と何となく思われています。だから、顧問が変わっても練習→練習試合→大会 のように大きな活動の内容はそこまで変わらないように思います。ですが、高校軽音楽はそのような認識が一般的にはされていないため顧問の知識や指導スタンスによって活動の内容は大きく変わってしまうといえます。別の言い方をすれば 軽音楽部系部活動のために積極的に土日を捧げようなどという教員は稀であるということです。
軽音楽が盛んな公立高校を選んだとしても入学後に顧問が変わっている可能性は常にあるものと思っておいてください。もちろん、上手く引き継がれ発展している学校もありますが…。

この10年で高校軽音楽の在り方は大きく変化をしました。
他校との交流、大会やコンテストへの参加、そうしたイベントを通じて「部活動」として活動するのが現在そしてこれからの軽音楽系部活動の形と言って良いと思います。

高校入学後、ちゃんと軽音楽をやりたい!という人は
・志望校の部活動の活動状況はどうか?
 →文化祭や中学生対象の公開ライブなどを必ず一度見ておいた方が良いでしょう。
   ※部員全員でステージをつくっているかどうか? 観るひとを楽しませようという工夫や出演時間の管理がしっかりされているか?
    他のバンドが演奏しているとき部員がステージを観ているかどうか? 等を参考にすると良いです。 
   ※コロナの関係で生でみることが難しくなっているので YouTube や各種大会・コンテスト等で演奏動画を探してみるのをお勧めします。
    MUSICDAYS全国高等学校選抜ロックフェス は今も動画公開中。

・情報発信をしているか?

 →活動が可視化されているのは外に発信できるだけの活動内容だからです。
  ※HPやSNS等で外部を意識した情報発信がなされているか? を参考にすると良いです。
  ※ヤマハ K-ONB https://twitter.com/yamaha_k_onb なども参考になります。

・過去の大会実績はどうか?
 →代が変わってもコンスタントに実績を残している部活動が「強い」部活動です。
   ※全国高校軽音楽連盟や都道府県軽音楽連盟のサイトの過去の大会実績を参考にすると良いです。
などを調べ 各校を比較されると良いと思います。

 
それから...気の合う仲間と何にも縛られず好きなようにバンドをやりたいんだ!という人は 「部活動」の中ではやらないことをお勧めします。
それは悪いことではなく一つの選択肢としてあり です。
最近は「部外バンド」であっても いわゆる「軽音界隈」が参加するJYOJI-ROCKやTOKYO MUSIC RISE などのコンテストで活躍するバンドも少なくありません。
もちろん相当な苦労をするとは思いますが、それでも 県内の高校で中途半端な活動をするよりも 合う人もいると思います。

その他不明な点、相談等は(本校を志望していなくても構いません)本校 顧問までお問い合わせください。


所沢高校フォーク部顧問 中嶋 / 井出