活動の記録

音楽 軽音楽の大会について(中学生むけ②)【フォーク部/2020年度NO.28】

「軽音楽の大会ってあるんですか?」「〇〇のコンテストには出られますか?」等々に興味のある人もいるかと思いますので、
高校軽音楽の世界の大会やコンテストについて書いておきます。

まずはじめに...
現在、高校軽音楽の世界では多くの大会・コンテストが開催されています。
これらの大会・コンテストでの活躍は わたしたちフォーク部の目標のひとつとなっています。


大会やコンテストに関して 部活動ごとに色々と辛いことがあると思いますが、わたしたちの部活動の辛いところは
・評価は審査員による不透明なものになりがちなこと 
・点数やタイムで勝ち負けがわかるものではないこと 
・(自分たちのメソッドや思想はありますが...)部活動を強くするマニュアルが存在しないこと
・補欠を置ける部活動ではないこと 
・相互推薦で上位大会にいけるような部活動ではないこと 
などです。
ストイックにシビアに練習をし技術向上を図れなければ 地区予選を勝ち上がることもできません。
実際、3,4年前は地区予選敗退はいつものことでした。現在は様々な工夫と改善の結果 相応の結果を残せるようになってきています。 
それでも 審査は常に揺れ動き コンスタントに活躍しつづけることは とても難しいです。


もしかしたら 高校軽音楽の世界で「全国へ行きたい!」と思っている人もいるかもしれません。
どのような大会・コンテストがあるのか? そして、そうした大会・コンテストで 活躍をするのは どのくらい大変なのか?をまとめてみました。

【埼玉県内について】
埼玉県内の高校  194校
埼玉県内で軽音楽系部活動のある高校 129校131部活(2018調べ) 
埼玉県高校軽音楽連盟加盟校 59校60団体(2018調べ) 
埼玉県高校軽音楽コンテスト参加校・参加バンド 46校70バンド(2019)>> 本校がグランプリ受賞
※もちろん46校の中での代表争いもあります。※2020年大会はコロナの影響で中止。

【全国について】
全国の高校 4874校
都道府県軽音楽連盟加盟校/部員数 828校 29576名(2020)
NPO法人全国学校軽音楽部協会 機関紙デジレコジュニア配布校 2033校(2020)
※連盟組織のない県まで含めるとこれだけの学校に軽音楽部があるということです。この雑誌の配布を受けていない学校まで含めると2500-3000校になるのではないでしょうか。

全国高校軽音楽コンテスト 各都道府県予選を通過した31バンドが参加(2019)>> 本校がグランプリ受賞 

「埼玉県大会グランプリ」は 46校70バンドの頂点であり「全国大会出場(埼玉ではグランプリ/準グランプリ)」はそれと同等です。
「全国大会グランプリ」は 少なく見積もっても 「800校 約30000人の頂点」です。
もっとも、本校の中での評価としては 「全国大会出場」も「全国大会グランプリ」も同等の評価しかされていないのですが....。
ちなみに 同大会グランプリは本校が受賞するまでは東京・神奈川以外の高校は受賞したことがありません。 

①軽音楽連盟が関わる主要大会 
全国高校軽音楽コンテスト【本校は埼玉県勢として初のグランプリ/2019】
埼玉県高校軽音楽コンテスト(地区予選>>決勝>>全国大会)…県内3年生大会(1.2年生も出場可)【本校 グランプリ受賞/2019】
・全国高校総合文化祭
埼玉県高校軽音楽新人大会(地区予選>>決勝>>総文祭)…県内2年生大会(1年生も出場可)【本校 準グランプリ受賞/2018】
埼玉県高校軽音楽ルーキーズフェス(県内複数地区>>上位大会はなし)…県内1年生大会【本校 最優秀賞受賞/2018-2020】

②民間主催の大会・コンテストいずれも埼玉県内で行われる大会よりもハードルが高い。 

全国規模かつ文部科学大臣賞の付く大会・コンテスト …エントリーし入選や決勝進出するのは先述の 全国大会常連校 がほとんど
とよさと軽音楽甲子園(音源審査>>決勝)…文部科学大臣賞/全国規模/会場は 滋賀【本校は埼玉県勢として初の滋賀県知事賞(2位)受賞/2019】
・全国高校軽音楽フェスティバル(音源審査>>決勝 )…文部科学大臣賞/全国規模/会場は 大阪
・TEENS ROCK IN HITACHINAKA(音源審査>>決勝)… 文部科学大臣賞/全国規模/会場は 茨城県ひたちなか市

全国規模…エントリーし入選や決勝進出するのは先述の 全国大会常連校 がほとんど 
・MUSIC DAYS(動画審査>>FINAL)…2020年度は全国規模のWEB大会
全国高校選抜ロックフェス(動画審査>>入選>>金)2020年度は全国規模のWEB大会【本校は埼玉県勢として初の金賞受賞/2020】
・TEENAGE KICKS(動画審査>>結果発表)…2020年度は全国規模のWEB大会

関東大会規模…エントリーし入選や決勝進出するのは 全国大会に進出する関東の有力校がほとんど  
We are sneaker ages関東(予選>>グランプリ大会) …miki music 主催 / 関西で40年以上続くコンテストの関東版 / 北海道・沖縄・東北も開催 【本校は埼玉県勢として初のグランプリ受賞/2018】

・ガールズバンドステージコンテスト(スタジオ審査>>決勝)…同実行委員会主催/音楽専門学校協力
・テクノスバンドコンテスト(音源審査>>決勝)…音楽専門学校主催
・エドガワガールズアワード(音源審査>>決勝)…大学主催

ライブハウス主催コンテスト…全国でも屈指の東京の有力校が参加するため近年は本校も参加
・JYOJI-ROCK U22 (音源審査>>本選>>準決勝>>決勝)
・JYOJI-ROCK U16 (ライブ審査)
・TOKYO MUSIC RISE(予選>>FINAL)

オーディションありのイベント
・青ニ祭…高校生主催企画 / 多くの有名人が高校生時代に参加
・Nakano Fresh Rock FES. …中野区後援

今でこそ わたしたちは 全国規模の大会・コンテストにも挑めるようになりましたが、2018年頃は
まだまだ地区予選突破さえ難しく いわゆる「全国レベル」の学校の演奏に圧倒されていました。
なかでも鮮烈だったのは下記の合同ライブでみた中央大学杉並高校。今でもその時の印象は鮮明に残っています。
埼玉平成高校/葛飾総合高校 合同ライブ【フォーク部/2018年度NO04】
ただ、本校の部員たちは そんな凄い演奏に対し 素直に心を揺さぶられ 相手をリスペクトしても
決して卑屈にならず 自分たちは自分たちと割り切っていたのが 誇らしかったのも覚えています。

その後、わたしたちは 埼玉県の高校がほとんど挑戦していなかった ②のカテゴリーの大会・コンテストへ積極的に参加し 現在の力をつけてきました。
最近では わたしたちのこうした動きに追随する県内の学校も増えてきました。

わたしたちの部活動は 大きな賞を受賞した時に(表彰にあげていない賞も多数あります)
校内での表彰をお願いしています。外の世界に挑戦する意義をメッセージとして在校生に発信したいとの思いからです。
まあ、大人にさえ なかなか届いていないみたいですが…。

現3年生の代は華々しく活躍をしました。
ですが、大会やコンテストでの活躍はひとつの目標ではあっても わたしたちの目的ではありません。
そして、コロナ禍による影響は わたしたちの世界にも及んでいます。
下の代は下の代で それぞれの代の適性にあったステージで活躍してもらいたいと思っています。
現在の高校軽音楽の世界に多様な大会やコンテストがあるのは ひとつの価値観に縛られない という意味で 良い点と言えるのではないかと思います。


顧問 中嶋