活動の記録

音楽 入部を希望する中学生の皆さんへ ver.2020年度【フォーク部/2019年度NO49】

【本校フォーク部へ入部を希望する中学生の皆さんへver.2020年度】
 ※この記事は昨年度の記事に加筆・修正をしたものです

HP冒頭に記載しているように部活動の最終的な目的は 部員の人間的な成長 です。

本校のフォーク部も最近は大会等で大きなステージに立つ機会が増えました。
他校との交流の機会も少し前からは信じられないくらいに増えました。様々な方に講師としてお越しいただき音楽的な指導をしていただく機会も贅沢すぎるほどに 増えました。形に残る結果は取り組みへの客観的な評価・実績として 重要なものの一つです。今後も大きな大会で良い結果を残すことを一つの目標として活動をしていきます。

ただし、本当に大切なことは部活動をとおし 一つのことに本気で打ち込むことです。高校軽音楽は立派な表現活動です。活動に本気で打ち込む中で辛い時間、苦しい時間もたくさんあります。けれど、それらを乗り越えたあとで手に入るものは人生の糧となるはずです。人生の中で純粋に自己表現に没頭できる時間は多くはないのですから。

高い目標を掲げ活動する以上、部員の足並みをそろえる必要があります。入部に際しては以下のことを理解し受け入れてもらうことになります。
 
↓続きも読んでね
 


①現在、フォーク部の年間スケジュールはとても忙しいものになっています。
休日はほぼ全て以下のイベントで日程が埋まっていきます。
・軽音楽連盟主催大会 ・各種コンテスト ・合同ライブ
・外部講師による技術講習会 ・校内ライブ
下のPDFファイルは2019年度の休日・祝日を中心とした日程です。
2019年度 フォーク部 夏までの活動.pdf
オレンジ色が部活動としての活動です。これ以外に平日の練習は別にあります。
2020年度も2019年度同様の日程、またはそれ以上に過密になることが予想されます。
高校生活の大半を部活動に捧げる覚悟を決めてください。そのかわり 他の部活動では味わえない充実した経験をさせます。

②部活動である以上、イベントには全員参加が基本です。好きなことを好きな時にやるだけの活動は認めません。

また、これらのことから兼部は認めません。とてもお金のかかる部活動であるためアルバイトは禁止はしませんが、遊ぶためにお金を稼いでも休みはないし勉強もしなければいけないので遊ぶ時間がないことを覚悟しておいてください。そのかわり 同じように音楽を愛する仲間が自校・他校にたくさんできます。

 ③大会や合同ライブ等、対外的な活動が増えています。他校との交流時には他校のドレスコードに合わせ頭髪は黒・制服に準じた服装での参加が必須となります。本校の「自由」はあくまで本校の中だけのものです。これはもはや本部活動においてはいちいち言う必要もないくらい当たり前のことになっていますのでこれを受け入れられない人は入らない方が賢明です。全国大会等ではそのせいで失格になる場合もあるので 部としては迷惑でしかありません。本気でやるためには「自由」を捧げる覚悟を決めてください。そのかわり (県内だけでなく)都内のオシャレな高校でも何度もライブをできるでしょう。

④部活動としての動き、バンド活動の基本を身につけてもらうために、入部後しばらくは育成バンドを編成しての活動となります。育成バンドのメンバーは顧問・上級生部員が考え編成します。(数日前に知り合ったばかりの)仲の良いおともだち と一緒にバンドを組むことは多分できない という覚悟を決めてください。そのかわり どこに連れて行っても大丈夫なくらい強く育てます。

 ~育成バンドについて~
 育成バンドについては4月はじめのパート決めの後で編成をします。編成した1年生バンドにはそれぞれに異なる上級生のバンドが指導担当としてつきます。6月まで1年生の練習時には常に上級生バンドが側につき指導に当たり、また、上級生バンドの練習時には1年生バンドが常に見学をすることになります。育成バンドは与えられたそれぞれの課題曲を止まることなく演奏できるようになることが当面の目標となります。7月の1年生向けコンテストに出場し育成バンドは解散となります。

⑤部顧問として1学年あたりの部員数は20名が理想、上限は25名と考えています。
これは4人編成(または5人編成)のバンドが5つの人数であり、練習時間を確保するためにはギリギリのバンド数と考えています。(様々な工夫の結果、現在、1、2年生バンドはすべて最低でも週2回の練習時間を確保できています)このため入部希望者多数の場合は入部制限を行うことがあります。

⑥入学後、4月はじめに入部説明会を開催します。入部希望者は入部説明会と翌日のパート決め&育成バンド編成には必ず参加をしてください。詳細は入学後、各クラスに掲示します。
 
⑦楽器の購入は入部説明会終了まで控えてください。説明会で話を聞いて入部しないケースもあるためです。
 
→ここまで読んで 興味を持った! それでも入りたい!という人は 金髪とピアスの記事を読んで下さい。

【補足①2018/10/20→2019/0914修正】

 2018年度は入部説明会に50名以上の1年生が参加をしてくれましたが、上記①から③についての説明等の結果、半数以上が入部を考え直し断念しました。厳しい条件をはじめに提示しているのは入部後に辞められてしまうとバンドの解体により他メンバーおよび部員へのシワ寄せが生じるからです。2019年度は部の提示する条件を新入生が事前によく調べてくれていたため入部を断念したのは数名でした。(断念した理由は思ったよりもお金がかかるということでした)2020年度も説明会は同様に行いますが所沢高校に入学してくる生徒で諸々の条件をすべて受け入れても入部をしたいという人数は20から25名。どんなに多くとも30名以内になるのではないかと考えています。万が一、入部制限をかける場合も経験よりも 人間性やパートバランスを重視してハードルをもうけたいと考えています。経験を重視するくらいなら くじ引きの方がよっぽどいいですし、パートはどこでもやってみよう!という柔軟性の方が素晴らしいと思います。プロの世界でもベーシストだけど実はギターもプロ級なんて人は多いです。本当は一通り全部できるのが理想。3年間しかない活動期間の中では素直さと謙虚さ、礼儀正しさこれに勝る素質はありません。そして、オーディションなどという偉そうなものはやりたくないので、人数が多い場合には入部前に受け入れてもらうハードルを増やしていこうかと思います。今は上記の①から⑦ですが、⑧⑨が追加されていく感じです。

 おまけの情報として、埼玉県内の軽音楽系部活動の情報は下記HPをご覧ください。

【補足②2018/11/26→2019/0923修正】
関東地方において高校軽音楽は東京・神奈川のレベルが明らかに抜けています。
(厳密に言えば 東京や神奈川には学校数が多く〔※東京およそ430、神奈川およそ230の高校がある〕 それぞれの上位10乃至20校程度は学校間の交流も盛んで切磋琢磨の結果、全国レベルの活動と実績を残している)
千葉の一部の高校がそれに続き、埼玉はその後塵を拝している状況といえます。
(最近、埼玉のレベルがあがっているなどという声も聞きますが、私の知る限り埼玉のレベルは微塵も上がっていません。埼玉は約200の高校があるが…ねぇ)
高校で本気で軽音楽に打ち込みたいのならば、高校は選ぶべきです。入部した1年生を3か月とか半年部費だけ集めて放置しているような部活動や、部員のモチベーションがバラバラで人数だけやたらといる部活動はアウトです。また、得てして高校軽音楽の強豪と呼ばれる学校はプロを目指させるような指導はしません。プロに求められる能力と高校軽音楽の目指すところは違うからです。

それを踏まえた上で高校で軽音楽に本気で打ち込み全国レベルの活躍をしたいならば、高校は選ぶべきであり、東京都の私学を視野に入れるべきです。(相応の学力が必要にはなりますが…)具体的には中央大学杉並高校や法政大学高校、日本大学第二高校、朋優学院高校等は活動内容や実績から高いレベルでの活動が見込めます。(これらの学校には長い年月の中で培ってきた揺るぎないメソッドがあるように感じます)
都立武蔵丘高校や都立練馬高校などは全国レベルの活躍をする都立の有力校ですが、都民でないと入学できませんからね…。

埼玉の私学では埼玉平成高校と国際学院高校の2校が有力です。
(最近は情勢に変化も見られますが 有力校は上手くいかない時期も乗り越えてゆく力があるように思います)

前者は埼玉のパイオニア!入部後数か月はシールドケーブルの巻き方からみっちり指導されます。後者はおそらく埼玉で一番 対外的な活動に積極的です。埼玉県内で軽音楽系の部活動を探すならば他校(特に都内の有力校)と多くののパイプがある学校がよいでしょう。質の高いパフォーマンスに触れる機会が多いからです。(もちろん与えられた機会を部員が有効に活かさなければ意味はないわけですが…)

では、埼玉の公立高校で本気で軽音楽に打ち込むことのメリットは何かあるのか?
例えば、東京都の軽音部員では至難とされるステージに立つハードルが埼玉では圧倒的に低いことがあげられると思います。
全国へつながる大会を例に考えるなら、東京都の軽音楽部員は部内選考→音源審査→スタジオ審査→都大会→全国と とてつもないハードルがあります。音源審査も結構なレベルなので人前で演奏をする機会さえ万人にあるわけではない。
埼玉の公立は学校によりけりですが(部内選考)→地区予選→県大会→全国 のような感じです。つまり、部内選考さえ通れば 地区予選で多くの人の前で演奏をする機会を得られる。感覚的には東京のスタジオ審査と埼玉の県大会が同じくらいのレベルなのではないかと思います。たぶん、本校のバンドも東京のスタジオ審査では 通過は困難を極めるでしょう。
とはいえ、埼玉県内の地区大会も音楽的な指導がされている部活動とそうでない部活動は如実に差が出ています。そのあたりは上記の埼玉県高校軽音楽連盟のサイト等から各校の実績を調べコンスタントに活躍しているところを探してみるのが良いでしょう。
ただし、これは東京も埼玉も同じですが公立高校の教員には人事異動があります。
運動部では顧問が誰であろうが大会には参加をし練習試合はするものだ と何となく思われています。だから、顧問が変わっても練習→練習試合→大会 のように大きな活動の内容はそこまで変わらないように思います。ですが、高校軽音楽はそのような認識が一般的にはされていないため顧問の知識や指導スタンスによって活動の内容は大きく変わってしまうといえます。別の言い方をすれば 軽音楽部系部活動のために積極的に土日を捧げようなどという教員は稀であるということです。
軽音楽が盛んな公立高校を選んだとしても入学後に顧問が変わっている可能性は常にあるものと思っておいてください。もちろん、上手く引き継がれ発展している学校もありますが…。

この10年で高校軽音楽の在り方は大きく変化をしました。
他校との交流、大会やコンテストへの参加、そうしたイベントを通じて「部活動」として活動するのが現在そしてこれからの軽音楽系部活動の形と言って良いと思います。

高校入学後、ちゃんと軽音楽をやりたい!という人は
・志望校の部活動の活動状況はどうか?
 →文化祭や中学生対象の公開ライブなどを必ず一度見ておいた方が良いでしょう。
   ※部員全員でステージをつくっているかどうか? 観るひとを楽しませようという工夫や出演時間の管理がしっかりされているか?
    他のバンドが演奏しているとき部員がステージを観ているかどうか? 等を参考にすると良いです。 
・情報発信をしているか?

 →活動が可視化されているのは外に発信できるだけの活動内容だからです
   ※HPやSNS等で外部を意識した情報発信がなされているか? を参考にすると良いです。
・過去の大会実績はどうか?
 →代が変わってもコンスタントに実績を残している部活動が「強い」部活動です。
   ※全国高校軽音楽連盟や都道府県軽音楽連盟のサイトの過去の大会実績を参考にすると良いです。
などを調べ 各校を比較されると良いと思います。
 
そして、気の合う仲間と適当に人の世話にならず趣味としてバンドをやりたいんだ!という人は 「部活動」の中ではやらないことをお勧めします。
それは悪いことではなく一つの選択肢としてあり です。

その他不明な点、相談等は(本校を志望していなくても構いません)本校 顧問までお問い合わせください。

【補足③2020/05/09】
他校の新入生用の部活動紹介を集めてみました。
都立武蔵丘高校 ・中央大学付属杉並高校 ・都立練馬高校 ・県立川口高校 ・県立川越南高校


所沢高校フォーク部顧問 中嶋