世界は広いが、遠くはない

先週の記事で天体観測の様子を紹介しました。 私たちは日々、足元のことで精一杯になりがちで、空を見上げる余裕すらなくしてしまうことがあります。昼か夜かに関係なく、立ち止まって「上を見る」時間は、実はとても贅沢な時間なのかもしれません。

空は、国境も言語も関係なく、どこまでも続いています。 同じ空の下で、世界中の誰かが今も生活し、学び、悩み、前に進もうとしています。その事実を実感することは、教科書だけでは得られない大切な学びです。

今の時代、インターネットを通して世界とつながることは特別なことではなくなりました。本校でも、昨年度からモロッコ、ザンビア、そして南アフリカ共和国と交流が続いていきます。画面越しではありますが、確かに「世界」と出会っています。 今年度は、さらにコンゴ民主共和国出身の方からも講演をしてもらいました。

大切なのは、今見えている範囲だけで世界を決めつけないことです。自分の生活圏や経験がすべてだと思った瞬間、世界は一気に小さくなります。視線を少し外に向けるだけで、想像以上に広い世界が広がっています。

The world is big, but it’s pretty close.