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令和6年度から、お知らせ&行事のトピックス等につきましては、上部にあるメニューリンク「今日の所高」の中にあります。
令和5年度以前のものは、「定時制HOME」にあります。
3月22日、第3学期の終業式を行いました。校長先生から以下のお話がありました。
年度の締めくくりに、ここだけの話をします。「カチッサー効果」について紹介したいと思います。
エレン・ランガーという心理学者が行った「コピー機の実験」と言われる有名な実験があります。どういう実験かというと、コピーを取ろうと順番待ちしている人の先頭の人に「先に5枚コピーをさせてほしい」と自分の要求を伝えるというものです。
傾向がつかめるまで場面や人を変えてくりかえし実験します。ここでは頼み方にポイントがあります。3通りの言い方をします。
一番目は「5枚ですが、先にコピーを取らせてください。」と伝えた場合。
二番目は「5枚ですが、急いでいるので先にコピーを取らせてください。」と伝えます。
三番目は「5枚ですが、コピーをとらなければいけないので、先にコピーを取らせてください。」と伝えます。
実験の結果ですが、一番目の言い方では60%の人が先にコピーを取らせてくれました。二番目が94%、三番目が93%の成功率という結果になりました。要求・お願いだけを伝えた一番目よりも、「急いでいるので」と理由を付けくわえた言い方のほうが、グンと成功率が上がっていることがわかります。三番目も成功率が二番目とほとんどかわっていません。
「カチッサー効果」とは、ある働きかけや要求に対して、理由が正当かどうかはあまり関係なく、きっかけによって人が動いてしまうという心理現象です。三番目の「コピーを取らなければいけないので」は、冷静に考えるとまったく理由になっていませんが、それでも理由付けするだけで、成功率が一番目に比べて明らかに高くなっています。もっともらしく聞こえれば、実際には理由がきちんとしていなくても要求が成功することが多い、というのですからおもしろいですね。
「カチッサー」とは聞き慣れないことばですが、テープレコーダーの再生ボタンを押したときの「カチッ」という音と、その後に流れる砂嵐の「サー」という音が由来とされています。「人間の心もスイッチを入れたときに切り替わる瞬間がある」ということを例えた言葉です。
これは応用が利きます。「今日、何を食べたいですか?」と聞かれたときに、「なんでもいいです」と言ってしまうと好きなものをいっしょにおいしく食べたい誘い手はがっかりしてしまいます。紹介した実験によると、理由は重要でないということですから、「きょうはいいことがあったので、パスタで」「きのうラーメンを食べたので、ラーメンはパス」などと言えます。
日常の生活では断るのに勇気がいります。断り切れずにしぶしぶ引き受けて後悔することも多いですが、そういった時に使えるのがこの実験です。例えば気乗りしない誘いや、急にバイトのシフトに入ってもらいたいとの依頼を断りたいなと思ったとき「いや、でもちょっと私はイヤで」と言ってしまうと人間関係がぎくしゃくしてしまいます。「その日は家族が家に来るので」「その日は授業があるので」など、もっともらしい理由をつけると受け入れてもらいやすくなる、というわけです。
この方法ではちょっと弱いなと思うのでしたら、「すごく楽しそうですね~。」「急な調整、大変ですね」「ただちょっとその日は…」とポジティブな言い方ができるともっとスムーズに受け入れてもらえると思います。
断ると相手に悪いので、無理に引き受けて自己嫌悪に陥ったり、あいまいな言い方をして先延ばしして「やっぱり無理」となったりすると、最初に断ったときよりダメージが大きくなってしまいます。理由とポジティブな言い方、これが大事です。
4月には新入生も入ってきます。先輩として新入生に寄り添った行動をお願いします。始業式にみなさんとお会いできることを楽しみにしています。
3月21日、球技大会を開催しました。ヘルスバレーボールを使用してのバレーボール大会です。ヘルスバレーボールとはラグビーボールのような形をした布製のボールで、サイズは約80cmほどあり、コントロールの難しいボールです。従って味方同士で何回つないでもいいから、とにかく相手コートにボールを返せば良いというルールで行いました。結果は、3年生が3勝で優勝、1年生が2勝1敗、2年生が1勝2敗、最下位は教員チームで4敗でした。
3月15日、埼玉県助産師会から日野暁子様を講師にお招きし、保健講話を行いました。お話の概要は、「助産師は人の一生をサポートする仕事」「SRHR(性と生殖に関する健康と権利)とは自分で決められる権利」「健康な体と食事バランスガイド」「妊娠を知る方法」「妊娠時の助成制度」「避妊方法」「人工妊娠中絶」「性感染症」等についてです。先生の経験からとても貴重なお話をいただきました。そして、最後に「自分のココロと体は自分のもの、自分を大事にできるのは自分だけ」「この世にいらない命はひとつもない」というお言葉をいただきました。講話を聴いた生徒からは「性知識を正しく持ち、パートナーが安心できるような言動を心がけたい」「パートナーとのコミュニケーションや信頼関係が大事たと思った」「今後の人生に役立つ大切な話だった」等の感想が聞かれました。
3月14日、学年末考査も終了し、球技大会を開催しました。種目はバドミントン。今回は勝敗を競うものではなく、1年生から3年生まで交流を深めることを目的に行いました。体育館に7コートを設置し、各学年で7チームを編成してすべてのコートに1年生から3年生までが入ってローテーションをしながら制限時間内でラリーを楽しみました。
3月8日、第55回卒業証書授与式を挙行し、17名の生徒が本校から旅立ちました。
在校生代表の贈る言葉より抜粋。「先輩方が行事になるとそれぞれの個性を生かして一致団結する姿に感動。後輩の私たちに分け隔てなく仲良くしてくれた。先輩方と過ごした何気ない日常の一つ一つがかけがいのない思い出。先輩方の背中を追いかけてきたが、これからも思いやりの心をもち、何事も諦めず努力していく。先輩方の周りには素晴らしい仲間がいる。大切な仲間をずっと大切にしてください。本当にありがとうございました。」
卒業生代表の答辞より抜粋。「入学当時は勉強を頑張ろうなどという気持ちを全く持っていなかった。入学後はすぐに友達もでき、通っているうちに勉強して良い成績をとろうという気持ちになった。生徒会長にも立候補し、定期テストも頑張った。高校2年生になると将来は教師になりたいと思うようになり、大学進学を決めた。受験は団体戦という言葉があるが、本当にその通りだと思った。ここまで頑張れたのはクラスのみんなの優しさや先生方のアドバイスがあったからだ。4年間を振り返り、この高校に入学して本当に良かったと思う。高校生活で頑張ることの大切さと仲間の大切さを知った。これからも何かあったときは一人で抱え込まず周りの人に相談し助けてもらいながら、人生を切り拓いていきたい。」
最後に校長先生の式辞を掲載します。
「三寒四温」のことばのとおり、雪の降るような寒さとおだやかな暖かさを繰り返しながら確かに春の訪れを感じる陽気となりました。このよき日に、平素から本校にお心を寄せていただいている学校評議員の方々、同窓会会長様、保護者のみなさまと御一緒に定時制五十五期生 17名の卒業をお祝いできることを喜びたいと思います。ご卒業おめでとうございます。
ふだんは自然の恵みを享受していますが、自然は時に牙をむき、日々の営みが突然断ち切られる不条理も見てきました。年頭に起きた大きな災害には、ここにご出席の方の縁のある方も被災されているかもしれません。被災者のかたがたにはお見舞い申し上げ、一日も早く生活を立て直すことができますようお祈りしたいと存じます。
旧暦の三月は「竹の秋」とも言われ、春の季語になっています。きょうの給食にもタケノコを使った春らしい心づくしのメニューが並びました。新物のタケノコが店頭に並ぶと春を感じますが、春が進み、タケノコが竹らしくなるころ、葉が黄色くなり、葉が落ちていきます。このあたりを指して秋というのだと思いますが、まるで子育てという大仕事をした親の竹が、つかれて枯れていくように見えます。実際は、新芽が太陽の光をたくさんあびることができるよう、竹はこの時期に古い葉を落とすようです。
5年ほど前、勤務していた学校の芸術鑑賞会で、人間国宝の講談師、一龍斎貞水(いちりゅうさい ていすい)師(1939~2020)に出演していただきました。その際に寄せていただいたことばが印象に残っています。
「倒されし竹は何時(いつ)しか起き上がり 倒せし雪の跡形もなし」
雪が積もると、竹は雪の重みで頭を押さえつけられたように曲げられてしまう。けれどもいつの間にか、竹を倒した雪のほうは、とけてしまったのか、竹が起き上がった反動で落ちてしまったのか、影も形もなくなっている。
押さえつけられて苦しいことがあったとしても、少しの間がまんしていれば、苦しいことや困難のほうが跡形もなく消えてしまう、というのです。竹は、枝の先のほうの細いところでも簡単には折れません。竹のようなしなやかさを持ちたいものです。
そして、竹は地下茎と呼ばれる一つの根っこでつながっています。それらが横に広がり、新しい竹を次々と増やします。ネットワークがひろがり、根が張り巡らされ、地震の時には竹藪に逃げろと言われるくらい、地震や台風にもびくともしなくなるほど強くなるところも人間的だと感じます。
これまで人々はさまざまな災害に遭いながらも自然と共生し、竹のように根を張り、しなやかに、たくましく生き抜いてきました。どんな世の中になろうとも、所沢高校定時制で学んだ、できることを少しずつ広げていくという姿勢があれば、この先も心配ありません。一般的な高校生とは少し違う高校生活を通して新しい視点と耐久力が付けくわわったはずです。自分の感覚を信じましょう。その時できることを後回しにせず、誠実にやりましょう。
保護者のみなさまには本日のお慶びとともに、これまで本校定時制にお寄せいただいた御厚情に感謝申し上げます。今後も、自ら考えて行動できる人物を育てるという期待に応え、教職員一同卒業生や生徒にとって心のよりどころと誇れる学校づくりに努めてまいります。
定時制五十五期生の前途が健やかで幸多きことをお祈りし式辞といたします。
3月7日、卒業証書授与式前日に4年生の招待給食を実施しました。メニューはチキンライス、ナポリタン、ハンバーグ、エビフライ、サラダ、ボタージュスープのバイキングにデザートとドリンクです。チキンライスとナポリタンとハンバーグやエビフライをワンプレート盛り合わせるとトルコライスの完成。4年生の皆さんは、仲間と一緒に本校での最後の給食を楽しみました。
2月9日、予餞会を開催しました。まずは各学年の企画から。1年生は「人間間違い探し」、2年生は「イントロクイズ」、3年生は「クイズ大会」。続いて生徒会企画の「BING!!!]、「ジェスチャークイズ」、「じゃんけん大会」。そして、教員による尺八演奏、有志のダンス、思い出スライドショーと3時間を超える盛り沢山の内容でした。また、会場の装飾は2年生が担当。在校生による心のこもった予餞会に、卒業を控えた4年生もとても楽しんでいました。
2月9日の給食は「萌え断サンドイッチ、かぼちゃグラタン、ミネストローネ、ヨーグルト、野菜ジュース」でした。レタス、人参、キュウリ、トマト、ハム、卵で鮮やかな断層となったサンドイッチは味も格別。勿論、グラタンもミネストローネも美味しかったです。本日は、予餞会で4年生が久しぶりに登校。全員卒業が決まった4年生を祝うかのように華やかな給食でした。
1月22日、第3学年家庭総合の授業は今年度最後となる3回目の調理実習でした。今回のメニューは「スイートポテト」。サツマイモの皮を剥き、2cm幅に切って煮込みます。やわらかくなったら潰してバター、砂糖、牛乳を混ぜ、さらに弱火にかけてこねていきます。なめらかになったら、形を整えてオーブンで15分ほど焼くと、とても甘くて美味しいスイートポテトの完成。ミッキーの形をしたものや、カブトムシの形をしたものもありました。
1月10日、今年度二十歳を迎える生徒をお祝いする「二十歳の集い」を生徒会が中心となって開催しました。まず、校長先生と生徒会長がお祝いの言葉を贈りました。その後、生徒会から記念品としてネーム入りペンが贈呈されました。続いて二十歳を迎えた生徒から今後の抱負と強い決意が述べられました。最後に全員で記念撮影をして終了。短い時間でしたが、温かい雰囲気の中でお祝いができました。
【校長先生のお祝いの言葉】
所沢高校定時制二十歳のつどいの開催にあたり、心からお祝いを申し上げます。多くの人が集まり、このように暖かな雰囲気の中でお祝いできてうれしく思います。
20歳の節目を迎えた、進学や就職、責任ある立場につくなど、新しい世界に足を踏み入れることは、あなた自身のステージが上がることです。
新しい世界に足を踏み入れたときには自分の力量不足に愕然とさせられるものです。これまで培ってきた経験という財産が使えないことも多く、いままで通りに仕事をしても叱られることすらあります。ステージが上がるときには、その前に多かれ少なかれ試練や混乱、悩みの多い時期があるものです。
ステージが上がると、自分の意識や行動がひとまわり大きくなります。子どもの時の意識や行動でいられないのと同様、その時が来たらステージを上げなければいけません。つまり、変わらなければいけません。多くの人が変化することをできれば避けたいと躊躇する傾向があります。人間は安定した状態に安心や心地よさを感じるため、そこから外れたくないという気持ちが働くものです。
こうした時こそ勇気が必要です。ステージアップの機会がたまたま起こったわけではなく、その時が来た、自分が望んでいたから起きたのだと考えられると、変化にむきあっていけるでしょう。みなさんのご活躍を楽しみにしております。
1月9日、第3学期がスタートしました。始業式では校長先生から能登地方の地震、羽田空港事故で亡くなられた方や被害に遭われた方への哀悼の意やお見舞いの言葉がありました。続いて今年の干支に関するお話などがありました。以下に校長先生のお話を掲載します。
まずは年頭にあたり、新しい夢と希望をもって、新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
北陸地方では元日から大きな地震に襲われ、被災された方のことを思うと心が痛みます。翌日には東京・羽田空港で災害の救援に向かおうとする飛行機が旅客機と衝突するという痛ましい事故が起きました。亡くなられた方、被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。1日も早く日常生活を取り戻すことができますよう祈りたいと思います。
令和6(2024)年は干支(えと)でいうと甲辰(きのえたつ)の年にあたります。干支というのは、世界を作るおおもとと考えられた木・火・土・金・水をそれぞれ兄(え=表・陽)・弟(と=裏・陰)に分けた十干(じっかん)と、子・丑…などの十二支とを組み合わせて年などを表しました。この組み合わせは60通りになるので、60年後に生まれた年の干支が再びやってきます(還暦)。
手元の漢和辞典によると、漢字「甲」(きのえ/コウ)は、甲冑(かっちゅう)や剣道の「甲手(こうしゅ・こて)」の「甲」の文字から鎧や兜を連想させ、「種子が厚い皮に守られ」攻撃から身を守る、また、生命や物事の始まり、成長も意味します。「辰」(たつ/シン)のほうは、「伸」に通じ、「のびる」という意味です。漢文で北極星のことを「北辰」といいますが、「辰」は星であり、中心にあって輝きながら宇宙をめぐります。
この二つの字の組み合わせである甲辰は、「物事を始める」や「成長開運」「よい縁やめぐりあわせ」といった縁起のよさを表しているといえそうです。ことばどおり、成長開運につながる一年にしていきましょう。
さて、あなたにとって、2024年をどんな年にしたいか、漢字一字で表すとしたら、どのような字になりますか。漢字一字で表すのは、究極のプレゼンと言えます。かつて担任をしていたとき、1年の初めにどんな年にしたいかを書いてもらい、それを全員に発表してもらいました。簡潔ながら書いたり考えたりすることで自分と向き合うことにもなります。ぜひ考えてみてください。
昨年暮れ、2023年の世相を表す漢字は「税」と発表されました。消費税の制度が変わるなど生活に直結することなので関心が高かったのだと思います。身の回りのことばかりでなく、自然災害や紛争が続き弱い立場の人にしわ寄せがいくことや、自然環境、国際社会の不安定で先行きの見通せない状態が続いています。
4年生はほぼこの1月で家庭研修となります。各学年とも集大成の学期ですので、しっかりやってくれることを期待します。
みなさんが幸福で健やかな1年を過ごされるよう、本年もよろしくお願いいたします。
12月22日、第2学期終業式を行いました。校長先生のお話に続き、吾妻地区SDGsポスターコンクールで第1位になった栗林さん、球技大会上位の生徒とクラスの表彰を行いました。
以下に校長先生のお話を紹介します。
「2学期が始まったころ、授業が始まる5時45分はまだ明るい時間でしたが、きょうは二十四節気でいう冬至ですので、一年で夜がもっとも長いことになります。夏至(6月21日ごろ)に比べ、日照時間には東京で5時間近い差があるそうです。あしたから少しずつ日が長くなる~太陽の力がみなぎり始める~ということで、古くから「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運気が上昇するというのです。
みなさんよく頑張りました。定時制らしい温かい雰囲気の文化祭や狭山緑陽高校で行われた生活体験発表の大会、先日の球技大会で私はあっさり瞬殺されたことなど印象に残りました。修学旅行や遠足など魅力的な体験もできたのではないかと思います。
さて、「現代用語の基礎知識」という雑誌を出している出版社が、今年を代表する言葉を選ぶ「2023新語・流行語大賞」によると、阪神タイガースの流行ワード「アレ(A.R.E.)」が年間大賞になりました。
読み方は「エー アール イー」ですが、ローマ字読みをすれば「アレ」。ことし阪神タイガースのスローガンだそうで、AはAim(エイム)で目標。個人として目標を定め取り組むこと。RはRespect(リスペクト)で、メンバーを敬う気持ちを大切に。EのEmpower(エンパワー)は個人個人のパワーアップ、との意味を込めたそうです。監督の「あれ」ということばが先にあって、意味はあとから付けたのかもしれませんが、日本語としては「あれ」は遠くを指す言葉ですから、遠い目標が現実になった、というわけです。
野球といえば、アメリカ大リーグの大谷翔平選手の今季打率は後半のけがもあっておよそ3割、前の年の4割には届きませんでしたが、ホームラン44本でホームラン王にも輝きました。大リーグ公式サイトのデビッド・アドラー記者は、大谷選手を分析し「調整能力や新たな試みとそれを使いこなす能力が、比類なき唯一無二の選手となった理由だろう」とまとめています。
「新たな試み」に挑戦するためには、一歩を踏み出す勇気が必要です。この時点で、自分に自信がない人は「失敗するかもしれない」と足踏みしてしまいがちです。大谷選手の打率3割も、考えてみれば10回のうち7回はヒットが出なかった、失敗だったわけです。しかし、野球選手が一つの試合のうちに結果が出せなかったことを「失敗」とは言いません。
野球選手にとっては、打率100%、全打席ヒットという目標は立てられない。そういう目標を選ぶのが間違いだということになります。一つの試合に結果を出すことではなく、チームが優勝するよう働く、1日でも長く現役の野球選手として活躍する、そのためにはプロセスを確実にやれば、結果はついてくると考えているわけです。
大谷選手は、その場面にふさわしい動きと無駄な動きの選別が非常にうまいと聞きます。常に「なんのために」行うかを考え、「いまの自分に必要な課題」を見つけ、実行する能力に、人並み外れてすぐれていた。このあたりは私たち一般人にも見習えそうに思います。
何かに失敗してしまったとき、「なんで私はあんなことをしてしまったんだろう」と考えても得るものはありません。「この方法では、失敗してしまうということがわかった。つぎはこの方法をとらないようにする。勉強になった」と考えるのが大谷選手流です。
幼稚園や小中学校ではインフルや溶連菌の感染拡大が続いています。年末年始は人の動きも多く、感染がさらに拡大しないかと心配です。各自、考えられる予防策を続け、感染が広がらないよう協力してください。
それではよいお年をお迎えください。」
12月21日、ネットトラブル未然防止教育を行いました。県教育委員会から送信された動画を活用し、「誹謗中傷について~リアルの知り合いへの誹謗中傷~」「 ネット炎上について~ネット炎上時の救いがない現実~」「 匿名発信者の特定について~匿名の書き込みがバレてしまう理由~」の3つのテーマについて考えました。
12月21日、2学期最後の給食はクリスマススペシャルメニューでした。シーフードたっぷりのパエリア、ローストチキン、コロコロサラダ、牛乳に今年も一足早いサンタさんからのクリスマスデザートのプレゼントがありました。生徒たちは満面の笑みを浮かべて、スペシャルメニューをいただきました。
12月20日、元入間市議会議員の細田智也様を講師にお招きし、人権学習を行いました。
「ふつうってなんだろう?」という問いかけから始まり、ご自身の経験をもとに性の多様性や現代社会の課題についてお話をいただきました。生徒は「全ての人が自分の性について自分らしい表現で誇りを持ち、自分の望むように生きる権利があり、その権利を守るためには、他人事を自分事として捉え、配慮していくことが大切である」ということを学びました。
最後に生徒会長から、「私も少数派で恥ずかしいとか浮いているという思いをもったことがあるけど、少数派も5~8%と身近にも存在することを知り、安心しました。これからは他人に配慮した言葉遣いを心がけていきたい。」という感謝の言葉がありました。
12月19日、前日に続いて球技大会を行いました。2日目の種目はドッジボール。学年対抗のリーグ戦の結果、1年生と3年生が2勝1分けで優勝を分けあいました。また、2年生と4年生も仲良く3位を分けあいました。校長先生も4年生チームに加わり、前日に続いて盛り上がった大会となりました。
期末考査も終わり、2学期最後の1週間となった12月18日、球技大会を開催しました。種目はバスケットボール、バドミントン、卓球です。卓球では4年生、バドミントンでは3年生が上位を独占しました。バスケットボールは各学年の混成チームで楽しく盛り上がりました。
12月5日より期末考査となります。下記に考査日程をお知らせします。生徒の皆さんは計画的に勉強しましょう。
第1学年 5日(火)数学Ⅰ歴史総合
6日(水)現代国語
7日(木)保健・英語Ⅰ
8日(金)地理総合
11日(月)物理基礎
第2学年 5日(火)言語文化
6日(水)化学基礎
7日(木)数学Ⅰ・保健
8日(金)英語Ⅰ
11日(月)公共
第3学年 5日(火)日本史
6日(水)英語Ⅱ
7日(木)世界史・現代文
8日(金)生物基礎
11日(月)数学A
第4学年 5日(火)英会話
6日(水)政経
7日(木)地学基礎・日本史
8日(金)数学活用
11日(月)現代文
中学生の皆さんへ
入試情報のページに「令和6年度生徒募集要項」を掲載しました。本校定時制を志願先の候補にしている中学生の皆さんは、ご覧ください。
11月27日、第3学年の家庭総合の授業は先週に引き続き調理実習でした。今回は肉まんをつくります。筍、ねぎ、しいたけをみじん切りにし、しょうがをおろして豚ひき肉と混ぜ合わせ、肉まんの具をつくります。薄力粉に牛乳、水、砂糖を入れ、きじをつくり、そのきじを伸ばしながら肉まんの具を包みます。蒸し器で15分程度蒸して完成。熱々の肉まんを割って試食。とても美味しくでき上りました。
11月20日、第3学年の家庭総合の授業は調理実習でした。1学期に制作したエプロンを着用し、マドレーヌをつくりました。卵と砂糖、薄力粉にバターをよくまぜ、180度のオーブンで17分間焼いて、できたてを試食。程よい甘さで美味しいマドレーヌができあがりました。
紅葉シーズン真っ只中ですが、本校給食室でもきれいな紅葉が見られました。
11月16日のメニューは「鮭の紅葉焼き」「肉じゃが」「栗ご飯」「味噌汁」「牛乳」でした。鮭の上にはきれいなもみじの葉。見た目もきれいですが、味もまろやかでとても美味しく調理されていました。旬の栗をちりばめた栗ご飯も最高でした。
11月10日に文化祭「所定祭」を開催しました。前半は各学年の企画で、第1学年が「世界の遊び」、第2学年が「縁日」、第3学年が「謎解き」、第4学年が「ダーツ・宝探し」で来場者を楽しませました。後半はステージ企画で、有志による「歌唱」「漫才」「バンド」「アイドル(ダンス)」の発表がありました。その他、美術作品・総合アート選択者の作品・外国にルーツを持つ生徒の母国紹介の展示や保健委員制作による作品の販売(売上は被災地に寄付)もありました。
全日制の生徒さんや先生方、来年度受検予定の中学生の皆さん、生徒の家族や友人の方々、卒業生など多くの方にご来場いただき、一緒に文化祭を盛り上げました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
11月9日、文化祭「所定祭」の前夜祭を開催しました。
まず各学年や有志の企画紹介が行われました。その中で、美術や総合アート選択者の作品が映像で紹介されました。
続いて生徒会企画でビンゴと学年対抗クイズ合戦が行われました。クイズは第1学年と第3学年が同点で追加の問題が出され、第1学年が優勝しました。クイズでは教員を対象にした問題で、生徒たちはとても盛り上がりました。
明日はいよいよ本祭、生徒自身も、そしてお越しいただいた皆様にも楽しんでいただけるよう生徒会長から挨拶がありました。
修学旅行最終日 自由行動を終え、定刻までに新大阪に集合し、無事に16時発ののぞみ234号に乗車しました。この3日間天候にも恵まれ、生徒たちは仲間と協力して他人に迷惑をかけることなく行動し、一回り大きく成長しました。そして沢山の想い出をお土産に埼玉に帰ります。
修学旅行3日目 全員元気に最終日の朝を迎え、ホテルをチェックアウト。今日は大阪市内(主に道頓堀)で自由行動です。
修学旅行2日目夜 月夜のUSJにモンスター出没
修学旅行2日目 終日USJを楽しみ夕食に集まりました。夕食後も再入場してUSJを楽しみます。
修学旅行2日目 USJ入口にて
修学旅行2日目 6時30分からの朝食に全員元気に集まりました。今日も終日USJを楽しみます。沢山食べてエネルギーを蓄えます。
修学旅行1日目 ホテル ユニバーサル ポートでの夕食。ハロウィンメニューのビュッフェでお腹いっぱい食べました。
修学旅行1日目 海遊館からユニバーサルポートに向かう船着き場にて
修学旅行1日目 海遊館入口にて
修学旅行1日目
集合時刻前に全員集合し、東京駅から「のぞみ23号」にて大阪に向かいます。1日目は海遊館を見学します。東京駅には元担任の福島先生が見送りに来てくださいました。
10月24日、体育祭を開催しました。4m走、7m走、パン食い競争といった個人競技に続いて、各学年が一致団結して競う棒引き、綱引き、大縄跳び、玉入れ、一気団トス、リレーを行いました。
棒引きはと綱引きは3年生、大縄跳びは4年生、玉入れは2年生、一気団トスは2、3,4年生が同点で1位となりました。そして勝負の決着は最終種目の全員リレーへ。リレーは、1位 3年生、 2位 2年生、3位 4年生、4位 1年生となり、リレーの順位がそのまま総合順位となり、3年生が優勝しました。特にリレーでは仲間を応援する声が体育館内に響き渡り、とても白熱した体育祭となりました。
10月20日、防災訓練を実施しました。緊急地震速報が流れた後、緊急放送の指示によって生徒たちは机の下に避難しました。続いて、1階調理室より火災発生という想定で、避難経路を通って屋外に避難する訓練を行いました。
校長先生から、定時制は夜間に災害が起こった場合や修学旅行でホテルに滞在している時に災害が起こった場合を想定して身を守る方法を考えておく必要があるというお話がありました。
また、所沢中央消防山口分署の署員の方からは、立川断層で地震が起こった場合はマグニチュード7.6の地震が想定されている。地震が起こった場合、公助は交通機関の麻痺等で期待できないので、自助・共助が大切である。自身の身を守るために家の中ではトイレや風呂、屋外ではガソリンスタンドが比較的安全な場所というお話がありました。また、昨年管内で153件の火災が発生し、出火原因はコンロ、放火、たばこの順に多いというお話もありました。
その後、消火器を使った消化訓練を行ない、終了となりました。
9月30日は中秋の名月。給食もそれにちなんで、まん丸お月様がたくさんのメニューでした。さて、お月様はいくつあるでしょか?(満月の中にはうさぎさんもいますよ)
保護者・生徒の皆さんへ
埼玉教育の振興に関する大綱が改訂されましたので、以下に掲載します。
これに伴い、大野県知事から生徒の皆さんにメッセージが届いています。
9月1日、第2学期がスタートしました。始業式では、校長先生より以下のお話がありました。また、始業式に続いて英検2級合格者の表彰とシェイクアウト訓練を行いました。
「校長先生のお話」
きょう9月1日は「防災の日」。きっかけとなった関東大震災(1923・大正12年)の発生から100年目にあたります。関東大震災では死者行方不明者が10万人を超えました。大きな地震がお昼近くの食事の準備など火を使う時間帯に起きたことや、木造の燃えやすい家が多かったこともあって、火災で命を落とした人が多かったと聞きます。
12年前の東日本大震災(2011・平成23年)では、全国で約2万人が命を落とし、今なお2500人もの行方が分かっていません。埼玉でも交通機関が止まり、車も走れないので、なんキロも歩いて自宅に帰る人がたくさん出ました。私もその一人でした。携帯もつながらず、当時の職場があった浦和から自宅まで電車なら1時間のところを6時間以上かかったのを覚えています。
同じころ、矢口先生が勤めていらっしゃった福島県の浜通り地方では、津波が押し寄せ、あらゆるものを飲み込み、数日後には発電所が爆発するという、深刻な事態が起きました。12年たったいまでも、処理水を海に放出することが始まったばかりで、発電所の復旧にはほとんど手が付けられていません。機会があれば先生からお話を聞くとよいと思います。
埼玉でも、時には信号機も消え真っ暗という計画停電も経験しました。1400名もの福島県双葉町の方々が加須市の旧騎西高校に避難、最長3年の避難生活を送られましたが、埼玉の高校生もさまざまなボランティアに取り組みました。
大地震に限りませんが、自然災害は必ず起こります。このあと「シェイクアウト」という地震が起きた際の対応訓練を行ってもらいます。どこにリスクが潜んでいるか、そのリスクからいかに自分を遠ざけるかを考えることが大事です。「大切な自分や他人のいのちをどう守るか」を考える機会にしてほしいと思います。
「変化する世の中についていかないと」といいますが、強い、力がある人がつくった流行やトレンドなど、まわりについていくだけでは疲れるし、負担が大きいです。これからの世の中は強いもの、お金を持つものが生き残るのではないと思います。これまでみんなが何となく見逃してきた小さいことに気がついて、まわりにも見えるように大きくして誰にもわかるような形にする、小さいものを育てて大きくしていけることができる人がうまくやっていけるのだと思います。「小さいもの、見えないものを見えるように拡大する」「小さいものを大きくなるまで育てる」ことが大事だと思います。
厳しい暑さもほどなく落ち着いてくると思います。2学期は大いに飛躍する学期です。期待しています。
定時制課程には、フィリピン、中国、ネパール、インド、パラグアイ、パキスタンの国籍を持つ生徒が在籍しています。その生徒に向けて、夏季休業中も日本語支援員の方による日本語教室を実施しています。
8月1日はその日本語教室の中で、逆に生徒が講師になって他の生徒や教員に母国語を教えることに取り組みました。教員3名が生徒からスペイン語、中国語、タガロク語での簡単な挨拶や数の数え方を教わり、他国の言語による会話を楽しむ時間となりました。
7月20日、定時制全校生徒1人も欠けることなく、第1学期の終業式を迎えました。以下に校長先生のお話を掲載します。
一学期終業式あいさつ「天然なら安全か」
みなさんは1学期、よく頑張りました。以前、私が学校を離れて勤務することになった時、その時の上司が「内田くん、3日、3週間、3か月だよ」とおっしゃったのを覚えています。初めての仕事で今までの経験が全く通用しない不安な状況ですが、まずは3日がまん、それができたら今度は3週間、そして3か月続けばもう大丈夫というわけです。特に1年生は環境の変化など大きかったと思いますが、終業式を迎えたこと、本当にうれしく思います。
さて、ヒトの健康をおびやかす環境に関するニュースが飛び込んできます。きょうは「天然なら安全か」について考えたいと思います。
日用品や化粧品などにも「天然成分」あるいは「天然由来成分」を謳った製品を多く見かけるようになりました。これは、「天然」という言葉が「安全・安心」というイメージを呼び起こすためだと思います。肌に触れるものや口に入れるものには「人工」の添加物より「天然由来」のほうが安心だと感じたことはないでしょうか。
例えば、檜(ひのき)は虫や菌から身を守るために、殺菌・殺虫効果のある天然の化学物質を出しています。虫に強く丈夫なので、法隆寺をはじめ昔から建築に用いられてきました。香りに癒しの効果があるというのでお風呂に使ったりもしますが、シックハウスや化学物質過敏症の人にとってはよろしくない素材ともいえます。
砂糖をはじめ、甘いものは一般にカロリーが高いのですが、甘いけれどもカロリーがほとんどない「アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物」という物質があります。原材料欄を見るとわかりますが、飲み物や食べ物に広く使われている食品添加物の一つです。世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(IARC)は今年7月、ヒトへの発がん性の可能性について、一般的な使用量では安全性に大きな懸念はないが、さらなる研究が必要だとしています。これは一般的な使用の範囲なら発がん性への影響はないといってもいいくらいだが、長期に蓄積されるなどの影響は何とも言えない、わからない、と言っているわけです。
どんな物質でも量やバランスによって無害あるいは体に良いものであったり、度を超すと有害になったりします。大人にとっては問題なくても子どもや赤ちゃんにとっては害があることもあります。毒をもつ生物や植物があることからわかるように、化学合成物質であるか天然物質であるかという区別は、安心や安全を判断する上では重要ではありません。リスク(危険性)とベネフィット(利益)とを天秤(てんびん)にかけて考えることも大切なのです。
自分の思考回路を活用せず、ひとの言うことすべてを信じるのは危険です。消費者である私たちも、「具体的にどんなイメージを与えようとしているのか?」「なぜ見落としてしまいそうな小さい字で書いてあるのか?」「本当に自分にとってよいこと安全なことなのか?」「選択肢以外に答えはないのか?」をしっかりと考えるようにしたいですね。
連日38℃などという記録的な暑さが続きます。まずはみなさんの健康第一、この先もさらに暑さは続くと思われますから、水分補給や栄養、体調の変化に気をつけて乗り切ってください。また、少し前に全日制でコロナの感染者や学級閉鎖が報告されています。引き続き、感染防止に注意を払っていただくようお願いします。そして、せっかくの夏休み、普段の学校生活ではむずかしいことにも積極的にトライし、9月1日にはひとまわり成長した姿を見せてください。
7月19日、第1学期最後の給食は、「豆と挽肉のトマトカレー、シーザーサラダ、ストロベリークレープ、牛乳」でした。猛暑が続く中で、豆と挽肉がたっぷりでトマトの酸味が効いたスパイシーなカレーは、どても元気が湧いてくる一品でした。カレーの後にいただくストロベリークレープはとても甘くて、幸せな気分になりました。調理員の皆さん、1学期間毎日美味しい給食をありがとうございました。
7月18日、薬物乱用防止教室を行いました。警察OBで薬物捜査の経験があり、現在は小川地区保護司、薬物乱用防止指導員として活躍されている花田憲博様を講師にお招きし、貴重なお話をいただきました。講義を聴いた生徒からは、「身近に潜んでいる可能性があることを聞いて、尚一層気を付けていこうと思った。断る勇気を持とうと思った。」「自分の命は自分自身でしっかり守っていこうと思う。」等の感想が聞かれました。
7月7日、七夕の日の給食メニューは「ばら寿司、冬瓜のかに風味あんかけ、七夕すまし汁、天の川ゼリー、飲むヨーグルト」でした。視覚と味覚の両方を楽しませてくれるメニューでした。生徒の皆さんは、心の中の短冊にお願いごとを書きながら美味しい給食を味わっていました。
6月は「彩の国ふるさと学校給食月間」です。20日のメニューは、「ゼリーフライ、彩の国メンチカツ、季節野菜の胡麻和え、けんちん汁、ご飯、牛乳」でした。地元の良い食材を活かした、とても美味しい給食でした。
6月16日、生徒総会を開催しました。2022年度の活動報告・会計報告の後、今年度の生徒会本部目標・活動計画・予算案を協議しました。議長の円滑な進行で滞りなく会が進行しました。
今年度の生徒会本部目標は、「一暴十寒」をスローガンに「①計画的に行動する」「②教え助け合い挑戦し続ける」「③責任を持って役割を果たす」「④みんなが来たいと思える居心地の良い学校にする」で決定しました。
「一暴十寒」は、孟子の言葉で「1日だけ日光に当てて暖めても、10日寒くしたままでは良い種子も成長することはできない」という意味です。
目標達成に向けて、今年度も生徒会本部の活動を期待します。
生徒総会終了後に、5月31日に開催したボウリング大会の表彰を行いました。
5月31日、学校から徒歩5分程度にある所沢スターレーンでボウリング大会を開催しました。見学を含め61名の生徒がボウリング場に集合し、そのうち57名の生徒が2ゲームの合計で学年別対抗戦、個人戦を行いました。学年別では4年生が見事に3連覇を達成。個人戦でも1,2位を独占し、3,4位に3年生が入りました。ストライクやスペアを取るとハイタッチする生徒も多く、全体的に盛り上がった大会でした。
5月8日、第3学年の生物基礎の授業で、今年も顕微鏡を操作しながら「イシクラゲ」と「オオカナダモ」の細胞を観察しました。ピント合わせに苦労する生徒が多い中、細胞がはっきり見えた生徒の顕微鏡に多くの生徒が集まり、覗き込む光景も。それぞれが見たままをスケッチしましたが、時間が足らず考察を記入するには至りませんでした。
4月28日、離任式を開催しました。この4月に他校へ異動された佐久間校長、福島先生、皆木先生、水波先生、鈴木先生の5名の先生方から最後のありがたいお話をいただきました。生徒達も真剣に各先生方のお話に耳を傾けていました。
祝 英検準1級合格
第4学年の生徒が見事に英検準1級合格を果たしました。また、第4学年には英検2級に合格した別の生徒もいます。昨年度も第4学年の生徒から英検2級合格者が出ています。その生徒は武蔵大学に一般受験で合格しました。大学進学を目指して、勉強を頑張る生徒が増えてきています。
4月14日、生徒会主催の新入生歓迎会を開催しました。新入生と上級生の初めての顔合わせでしたが、生徒会企画や有志の企画でとても盛り上がり、新入生も定時制の一員としての自覚が芽生えた会となりました。
4月12日、1年生の1限は給食オリエンテーションでした。給食室の利用方法、給食のとり方や片づけ方の説明、調理員さんの紹介等を行いました。1年生最初の給食メニューは、「チキンフィレバーガー、ジャーマンポテト、コンゾメスープに野菜ジュース」でした。
令和5年度第58回入学式における校長式辞 ~何かを「知る」ことは見えなかったものが「見える」ようになること~
今年は平年より、桜の開花・満開ともかなり早くなりました。地球温暖化を実感する人もいるかもしれません。夏に向け、満開の桜のうしろで目立たなかった緑の葉が存在感をあらわしています。命の力強さが感じられます。
ご入学おめでとうございます。自発的に「学びたい」とこの教室を選んでくれたことをうれしく思います。心より歓迎します。そして、保護者のみなさま、彼ら彼女らの凛々しい姿を見せていただきました。心よりお慶び申し上げます。これから4年間の高校生活にどんな足跡を残すことになるのか、楽しみですね。私も、みなさんの取り組みに、できるだけのことをしたいと思っています。
新しい何かを「知る」ということは、今まで見えなかったものが見えるようになることです。見えないもの、とらえることのできないものは、ないのと同じです。新しいことを知ることで、関係ないと思っていたことがつながり、形が与えられ、見えるようになります。当たり前だと思っていたことが、実はあたりまえでないことに気づくかもしれません。
定時制は、ほかの高校や中学校などとは異なり、独特の時間の感覚があります。秋が近づくと授業の始まる時間は暗くなり、一般の高校以上に大変な点もあることと思います。それだけに乗り越えた時の喜びも大きいはずです。きょう、19名のみなさんをお迎えしましたが、今までの経験もそれぞれ違います。その経験を持ち寄ればいろいろなことができると思います。絶対に卒業するという気持ちを持って生活してほしいと思います。
かつて定時制で担任した生徒がこんなことを言っていました。中学の時は自分のことで精一杯でした。私にとって1年目は継続の年でした。2年目は勉学とアルバイトの両立の年でした。3年目はその両方でとても充実した1年になりました。定時制は思ったより大変でめんどくさいけど、4年間はあっという間に過ぎていきます。
きょうから保護者のみなさまと緊密な連携を図りながら教職員一同、お迎えした生徒の心身ともに確かな成長に向き合ってまいります。これをご縁に本校へのご支援とご協力をお願い申し上げます。校長室にも気軽に声をかけてください。ドアを開けてあるときはいつでも歓迎です。
結びに、みなさんが、所沢高校定時制を選んでよかったと感じ、多くのことを積み重ねて卒業され、社会人として自立することを念願して式辞といたします。
令和5年4月11日 埼玉県立所沢高等学校長 内田 正俊
4月11日、第58回入学式を行い、18名の新入生を迎えました。校長先生からは、~何かを「知る」ことは見えなかったものが「見える」ようになること~というお話がありました。(上段に全文を掲載)また、新入生の代表からは、「明るく楽しく充実した学校生活を過ごしたい。くじけそうになる時もあると思うが、自分で選んだ道に誇りを持って進んでいく。」という力強い誓いの言葉がありました。
令和5年度第1学期始業式校長あいさつ ~「助けて」と言えるように~
4月に着任した校長の内田正俊です。豊岡高校から異動してきました。また、新2年生、新3年生、新4年生のみなさん、進級おめでとうございます。皆さんの元気な姿を目にすることができて、とても嬉しく思います。よろしくお願いいたします。
この4月から国や県のコロナへの対応方針が変わり、学校生活でもマスクの着用は不要というのが基本となりました。混んだ電車に乗る時や人と人との距離が取れないときなどはマスクをしたほうがいいように思いますが、状況を踏まえて各自ご判断ください。
さて、昨年も地震や台風など自然災害で大きな被害がでましたし、世界に目を向ければ戦争状態が続く国々もいくつもあります。戦争を含め災害はつらく不幸なことでしたが、大変な思いをしている人に少しでも寄り添いたい、力になりたい、助けたいと思っている人が多いこともはっきりしました。
大変な思いをしているということが伝われば、力になりたい、助けたいという人が大勢いるわけですから、自分に危機が起こったとき、一人で抱え込む必要はないと思ってほしいのです。いっぽう、助けたいと思っている人はメッセージを発しています。そういうメッセージを受け取れる力をつけて、助けたいと思っている人に自分から近づいていけるようになってほしい。「助けて」と言えるようになってほしい。そのための第一歩として、人とつながるためのからだの動かし方を学んでほしいのです。
危機と悔いをゼロにすることはできないけれど、いざというとき助けてくれる人はおおぜいいます。一人で抱え込む必要はありません。「助けて」と声を出せるようになり、誰かにつながり、危機を乗り越えられると勇気を出してほしいものです。
入学する前は、定時制は授業時間が短いし、楽だと思えたかもしれません。同じ学年でも年齢の離れた人がいて、不思議な感覚だったかもしれません。秋ごろからは、授業が始まるころにはもう真っ暗になっていて、なおさら学校に行くのが面倒になったり、学校の時間に遊びの誘いがきたりして迷ったこともあったかもしれません。いっしょに乗り越えていきましょう。この「特別な空間」を大事にしてほしいと思います。
校長室にも気軽に声をかけてください。ドアを開けてあるときはいつでも歓迎です。
みなさんが、学びつづける姿を、楽しみに見守りたいと思います。
(通勤の途中で見つけました。いちめんの菜の花です。)
令和5年度第1学期がスタートしました。4月10日、新たに本校に来られた7名(校長含む)の教職員の皆様を紹介する着任式を行いました。代表の先生からは、「生徒の皆さんとの出会いに感謝し、この出会いを大切にして共に学び、成長していきたい。」という挨拶がありました。
着任式に続いて始業式が行われ、校長先生から挨拶がありました。挨拶はこのページの上段に全文掲載しています。
3月24日、令和4年度修了式を行いました。校長先生からは、リーダーシップとフォロワーシップについてお話がありました。(詳細や校長よりのページで)
式後には、1年間皆勤だった生徒7名、精勤だった生徒7名を表彰しました。よく頑張りましたね。それ以外にも頑張った生徒が多かった1年間でした。
春休みはそれぞれが上級学年に向けてしっかり目標を定め、元気に過ごして欲しいものです。
3月23日、令和4年度最後の給食メニューは「ハンバーグカレーライス、ミモザサラダ、ソフィールヨーグルト、ミルクコーヒー」でした。やわらかく煮込んだ肉と野菜たっぷりのカレーライスはとても美味しい一品でした。
1年間、いつも美味しくて安心安全な給食を提供してくださった調理員の方々に感謝の気持ちを込めていただきました。
3月22日、埼玉県防犯・交通安全課より安全運転推進員の荒木敏夫様を講師としてお招きし、交通安全教室を実施しました。高校生が起こした高額な賠償を求められる事故事例を紹介しながら、そのような事故を起こさないために、また自分の身を守るために大切な安全な自転車の乗り方についてご講義いただきました。令和4年11月1日から改正された「自転車安全利用五則」について具体的なお話をいただき、自転車を利用する生徒たちの安全意識が高まったようでした。
3月16日、保健講話を開催しました。東洋羽毛北関東株式会社より新矢昭吾氏を講師にお招きし、「睡眠障害を整え、キラキラ輝く私に」という演題でご講義をいただきました。新矢氏は(社)日本睡眠教育機構が認定する上級睡眠教育指導士の資格をお持ちで、質の良い睡眠を得るために貴重なお話をいただきました。
講義後の生徒の感想より
「自分が睡眠不足で体内時計が狂っていることに気づけました。今後、少しずつ改善していきます。」
「起床時間が不規則なので、起床時間を決めて毎日同じ時刻に起きようと思う。」
「朝日を浴び、朝食を摂り、寝る前のスマホは止めようと思う。」
「勉強した内容を脳に定着させるためにも睡眠をしっかりとることが大切だと学んだ。」
3月10日、第54回卒業証書授与式を挙行し、12名の卒業生が本校から巣立ちました。卒業生の皆さん、おめでとうございました。皆さんの前途に幸多からんことを祈っています。
※ 卒業生最後の給食メニューは、お赤飯、鶏の唐揚げ、かぼちゃの白和え、ミニ鯛焼き、きのこの味噌汁、牛乳でした。
2月14日、バレンタインデーの給食は、調理の皆様から愛のこもった「豆のキーマカレーハートのせ、ごまどれサラダ、ガトーショコラにミルクコーヒー」でした。生徒の皆さんも教職員もキーマカレーに添えられたハートとガトーショコラを、愛情を感じながら美味しくいただきました。
2月9日、予餞会を開催しました。4年生は2月から家庭研修なので、久しぶりの登校日です。予餞会が始まる前には4年生招待給食として「オムライス、イカフライ、キャベツのスープ、カラフルゼリー、牛乳」といった特別メニューが振舞われました。
予餞会は「~明るい未来に花束を~」のスローガンの下、生徒会役員が中心となって1週間前から準備・リハーサルを重ねてきました。1年生は会場装飾、2年生は所定ダービー2023~予餞会杯~、3年生は私物クイズ~お花をそえて~といった企画を催しました。その後、4年生担任の先生による尺八演奏、生徒会企画のじゃんけん大会・なぞなぞ、有志による歌、漫才、ダンス等の発表、思い出スライドショーを行い、4年生の卒業を祝福しました。
4年生の代表からは、「こんな会を開いてくれて泣きそうなくらい嬉しい。ありがとうございました。」という感謝の言葉があり、感動のうちに閉会しました。
2月3日、節分の日の給食は「恵方巻、ミニうどん、甘辛肉団子、福豆、牛乳」でした。今年の恵方は「南南東」。恵方を向いて恵方巻を食べ、福豆を食べて立春を迎えます。この春、生徒の皆さんにたくさんの福が舞い降りるよう祈っています。
1月25日の給食メニューは、「萌え断サンドイッチ、パンプキンサラダ、たっぷり野菜のポトフ、牛乳」でした。新鮮な野菜たっぷりで色彩や食感が豊かな給食でした。日本中が大寒波に見舞われ、寒さが厳しい日でしたが、萌え萌えのサンドイッチで心が温まりました。
1月12日、「二十歳の集い」を行いました。昨年までは「校内成人式」と称していましたが、昨年4月の民法改正によって18歳成人となったことから、名称変更をしました。今年度に二十歳を迎える2人の生徒を校長先生をはじめ全教職員、生徒会役員でお祝いしました。校長先生と生徒会代表からお祝いの言葉の後、記念品としてネーム入りボールペンが贈呈されました。最後に二十歳を迎えた2人の生徒から抱負が述べられ、記念写真を撮影して終わりました。
1月11日、3学期最初の給食メニューは「カレーうどん、野菜の信田和え、おしるこ、牛乳」でした。信田和えとは、油揚げを使った和え物のことです。信田とは狐(きつね)の好物が油揚げという言い伝えから、油揚げを使う料理全般につける名称です。名の由来は葛の葉ぎつねの伝説で有名な「信太の森(現在の大阪府)」からきています。
また、本日は鏡開きです。鏡開きとは、お正月に神仏に供えた鏡餅を下ろし、神仏に感謝するとともに無病息災を祈ってお餅を雑煮や汁粉にして食べる習わしです。生徒の皆さんの無病息災を祈って、おしるこが提供されました。
このような日本の良き風習が学べる給食でした。
1月10日、第3学期が始まりました。始業式では校長先生から三つお話がありました。一つ目は、進級・卒業に向けて頑張って欲しい。特に4年生は進路を決めて卒業して欲しい。二つ目は、新型コロナウイルス感染症の感染防止に努めて欲しい。三つめは、昨年の漢字「戦」について、ロシアンのウクライナ侵攻、物価高との戦い、スポーツ界における数々の挑戦についてのお話がありました。そして、生徒には国家間の関係に目を向けることやコロナとの戦いに勝つとともに、昨年の漢字2位「安」、3位「楽」に触れ、今年は安心・安全な学校生活、楽しい学校生活を送れるよう期待しているというお話で締めくくられました。(詳細は「校長より」のページで)
12月23日、第2学期終業式を行いました。校長先生からは、主に武田信玄についてお話がありました。武田信玄は戦で完勝するのではなく守りに重きを置いて、負けない戦を行っていた。このことから、どんなに優れた人物でも常に勝利し続けたり、成功し続けたりすることは困難ではないかということが言えます。普段の生活でも悩みや困難な状況に対して、全てを真正面からまともに受け止めるのではなく、時には適度に受け流したり、やり過ごしたりすることも必要です。物事をあまり深刻に考えすぎず、鈍感であることや楽天的に捉えることも必要だというお話でした。(詳細は校長よりのページで)
終業式終了後は、生徒生活体験発表会優秀賞受賞生徒、地元文化祭へのポスター出品生徒、球技大会入賞生徒の表彰を行いました。
12月22日、2学期最後の給食メニューは「パエリアローストチキンのせ、コンビネーションサラダ、ロールキャベツスープにミルクコーヒー」でした。そして、今年も頑張った生徒たちにサンタクロースから一足早いクリスマスプレゼント「ブッシュ ド ロエル」のケーキが届きました。給食室は、クリスマススペシャルメニューの給食をいただく生徒たちの笑顔であふれていました。
12月21日、球技大会を開催しました。種目はバスケットボール、バドミントン、卓球です。寒さに負けず、各競技で熱戦が繰り広げられました。バスケットボール男子は3,4年合同チーム、女子は3年生チームが優勝。バドミントン男子は2年生が上位を独占、女子は4年生が優勝、3年生が準優勝。卓球男子は3年生が優勝、女子は1年生が優勝でした。上級生の活躍が目立った大会となりました。
12月20日、全学年の生徒対象に人権教育講演会を実施しました。国立ハンセン病資料館から、牛嶋 渉(うしじま わたる)様を講師にお迎えし、ハンセン病患者が差別されてきた歴史、差別をなくすためにはどうしたら良いかについて学びました。生徒たちの感想から、ハンセン病について正しい知識を持ち、偏見や差別をなくしていくことが大切だということを学んでいるようでした。また、他人の寄り添い、相手の気持ちを考えた言動が大切だということも学んでいるようでした。
講演の最後には、語りべさんの動画が流れましたが、21世紀の宝は子供たちだと力強く語っていました。まさに、生徒たちは日本の宝物です。一人一人が自らを大切にするとともに、他人も大切にして明るい社会を築いていってくれると願っています。
12月19日、全校生徒を対象に保健講話を実施しました。日本思春期学会の性教育認定講師であり、埼玉県助産師会思春期保健事業担当もされている平野素尚様を講師にお迎えし、「妊娠と避妊のおはなし」をしていただきました。実際に起こりうる場面を想定し、その時どのように対処していくかを一緒に考えながら、正しい知識を具体的に分かりやすくお話していただきました。生徒が今後、幸せな人生を送るためには、性に対する正しい知識をこの時期に身につけておくことはとても大切なことです。そのような意味からも、とても貴重な講話でした。
生徒の感想より抜粋:「性に関する話は普段あまりオープンにすることではないですが、とてもフラットにお話してくださったお陰で抵抗なく分かり易く学ぶことができました。助産師という職業は赤ちゃんを取り上げるだけでなく、妊娠に関する相談にも乗ってくださるとても頼りになるお仕事なんだと分かりました。心強かったです。」
12月15日、期末考査も終わり、一段と寒さが厳しくなった日の給食メニューは「煮込みハンバーグ、温野菜、野菜スープにご飯と牛乳」でした。デミグラソースで煮込んだハンバーグは口の中に入れた途端に溶けるほど柔らかかったです。温野菜は、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、にんじん、じゃがいもを蒸したものでしたが、それぞれの野菜の旨味が引き出されており、色彩も豊かで舌でも目でも楽しめる一品でした。とても美味しくて心も体も温まる給食でした。
11月は「彩の国ふるさと学校給食月間」です。11月17日のメニューは、「おきりこみうどん、味噌ポテト、地元野菜の胡麻和え、しゃくし菜まん、牛乳」でした。おきりこみうどんと胡麻和えには県産の美味しい野菜がたっぷり。やわらかいポテトに甘い味噌だれの味噌ポテト。嚙んだ瞬間に熱々・しゃきしゃきのしゃくし菜の旨味が口の中に広がるしゃくし菜まん。埼玉県にも美味しい食材・食品があることを学べる給食でした。
11月11日、所定祭(文化祭)を開催しました。第1部は各学年の教室でクラス企画。1年生はボウリング、2年生は輪投げと缶倒し、3年生は豆つかみと缶倒し、4年生は卓上ボウリングと風船バスケット。全日制の先生や生徒の皆さん、保護者の皆さん、卒業生の皆さん、中学3年生の皆さんなど多くの方に参加していただき、盛況でした。
第2部は視聴覚室にて生徒会主催の謎解き、イントロクイズ、ビンゴ、有志による歌、漫才、バンドで盛り上がりました。
また、総合的な探究の時間で総合アート選択の生徒の作品、外国籍の生徒の母国照会、保健委員会によるアレンジメントフラワー・巾着袋の展示もありました。アレンジメントフラワーと巾着袋は販売もしており、売り上げは被災地の募金に充てられます。
所定祭を終えて生徒会長から一言「3年ぶりに外部からたくさんの方にお越しいただき、想い出深い文化祭になりました。とても盛り上がり、楽しかったです。」
11月11日に開催する文化祭の前日、2時間授業の後、各学年とも最後の準備に一丸となって取り組みました。今年も楽しい文化祭になりそうです。
11月8日、約4年ぶりに皆既月食が見られるということで、4年生の地学の授業で皆既月食の学習をしながら実際に外に出て観察を行いました。その他の学年の生徒も、休み時間等を利用して観察していました。雲一つなく本当にきれいに見えて良かったですね。生徒の一人は、皆既月食は月が完全に見えなくなるのではなく、赤く見えるということを学びましたと話していました。また、別の生徒は、宇宙の神秘を感じると感動していました。
修学旅行最終日。出発前、「時を守り、場を清め、礼を正す」この言葉の意味を考えて行動して欲しいとお話しました。3日間、生徒達はそれぞれの場面で、しっかり考えて行動してくれたおかげで、楽しい想い出だけで修学旅行を終えようとしています。帰りの新幹線では、そんな生徒達にご褒美として、担任の先生からアイスクリームがプレゼントされました。
修学旅行最終日。大阪、神戸での班別自由行動を終え、全員無事に新大阪に集まりました。皆両手にお土産いっぱいです。そして、想い出も沢山持って埼玉に帰ります。
ホテルをチェックアウトして班別行動に出発。
ホテルの部屋を掃除してくださる方に、感謝のメモ書きを残した生徒もいました。
修学旅行3日目。全員元気に朝食に集まりました。最終日の今日は大阪市内や神戸市内に別れて班別に散策し、夕方の新幹線で帰ります。
修学旅行2日目。USJを楽しんでお腹を空かしての夕食です。でも、夕食後も再入場してさらに楽しみます。
修学旅行2日目。終日雨の予報でしたが、運良く11時~14時は雨が上がりました。その間にアトラクションを楽しんだ生徒が多いようです。
雨の中、USJに出発。
修学旅行2日目。眠そうな眼をした者もいますが、発熱者もなく全員定刻に朝食に揃いました。朝食の量は夕食に比べてかなり少なめです。今日は終日USJを楽しみます。
修学旅行ホテルでの夕食。バイキングで一番食べた男子生徒はラーメン4人前にカレー大盛、ピザ4枚におかず数種類。お腹いっぱい食べました。
修学旅行初日、京都での班別自由行動を終え、全員無事にホテルに到着しました。ホテル前で記念撮影をしました。
10月31日、第3学年の修学旅行初日です。参加生徒全員、東京駅に集合時刻前に元気に集まりました。初日は京都市内を班別に散策します。天候にも恵まれ、楽しい旅行になりそうです。
10月28日、防災訓練を実施しました。地震発生の緊急放送によって生徒たちは机の下に避難しました。続いて、2階調理室より火災発生という想定で、避難経路を通って屋外に避難する訓練を行いました。
校長先生からは、実際に災害が起こると電車が止まってしまので、自宅と学校の経路を確認しておくことや自宅にいるときに災害が起こったらどのように対応するかを考えておくことが大切という講評がありました。
また、所沢中央消防山口分署の署員の方からは、避難時間が3分弱で迅速に避難できたが、おしゃべりが少し聞こえたのが残念だった。実際に災害がおこったら、携帯電話番号「171」を利用して、家族の安否確認ができるというようなお話をいただきました。
その後、消火器を使った消化訓練を行ない、終了となりました。
10月24日、体育祭を開催しました。体育祭、文化祭のために作成したクラスTシャツを着用して生徒たちは各競技に参加しました。短距離走、パン食い競争に続いて、クラス(学年)が一丸となって行う綱引き、大縄跳び、一気団トス、リレーで熱い熱い闘いが繰り広げられました。
優勝は第2学年、準優勝は第4学年でした。この体育祭を通じて、クラスの絆がさらに強まったようです。
9月10日(土)は十五夜。土曜日で学校は休みなため、その前日の9日(金)に十五夜メニューの給食となりました。メニューは、「お月見バーガー、ジャーマンポテト、コーンスープ、フルーツ白玉、ミルクコーヒー」です。お月見バーガーは、お月様に見立てられた目玉焼きがとろーりと半熟で、見ても楽しく食べても美味しい一品でした。今年の十五夜は満月。晴れ渡った夜空に、きれいな満月が見られることを期待します。
9月2日(金)、この日は全日制の文化祭前日準備で教室が使用できないため、定時制の生徒は校外行事(遠足)で西武園ゆうえんちに行きました。あいにくの雨でしたが、生徒たちは昭和の雰囲気漂う「夕日の丘商店街」、稼働しているアトラクション、臨場感あふれる「ゴジラ・ザ・ライド」を楽しみました。
「夕日の丘商店街」で正午から1日1回行われるショーでは、多くの生徒がキャストと一緒にダンスを楽しみました。踊り終わった生徒の感想、「すんごい楽しかった。」「ゴジラ・ザ・ライド」を体験した生徒の感想、「声が枯れるほど絶叫した。」ほとんどの生徒は、「ゴジラ・ザ・ライド」を複数回楽しんだようでした。
9月1日(木)第2学期がスタートしました。8月下旬は秋の気配が感じられる陽気でしたが、暑さがぶり返し、始業前に豪雨となってしまいましたが、ほとんどの生徒が元気な姿を見せてくれました。
校長先生からは、新型コロナウイルス感染症「第7派」の感染が収まらない状況が続いているが、引き続き感染防止に努めて欲しい。「志」を持って欲しい。進学する人も、その先には就職があり、どんな仕事をして社会貢献していくかを今から考えて欲しい。特に4年生は進路決定に向けて大切な時期だから頑張って欲しい、というお話がありました。(詳細は「校長より」のページで)
2学期は体育祭、文化祭、修学旅行と大きな行事があります。仲間と協力し、絆を深め、元気に過ごして欲しいものです。
学校は夏休みになりましたが、定時制の生徒も最近大学進学を目指す生徒が増えてきました。今年卒業した生徒も4名が大学に進学しており、一人は一般受験で合格しています。そのような生徒の目標達成に向けて、夏休み中も数学、英語、地歴の教科でほぼ毎日補習を行い、進学希望者を応援しています。
7月19日、所沢警察生活安全課少年係より講師をお招きし、「薬物乱用防止教室」を開催しました。違法薬物の恐ろしさを具体的にお話いただくとともに違法薬物を使用すると自分だけでなく周りの人たちも巻き込んで不幸にするを学びました。また、違法薬物の犯罪から自分自身を守るためには、「よく分からない物には手をださない」「おいしい話には裏がある」「普段から身近なルールを守る」ことが大切だということも学びました。とても分かりやすく、これからの日常生活に活かせるお話をいただきました。
【生徒の記録用紙から】
〇薬物は絶対にやらないと改めて思った。
〇ネット上でバスソルトやアロマなどと謳っている商品でも違法薬物である可能性があると知った。騙されないように気を付けたい。
〇グミやチョコレートのようなお菓子に加工されているものがあると初めて知った。
〇大麻と引き換えに昔の想い出を失うことになる。
6月17日(金)、生徒総会を開催しました。
「2021年度活動報告」「2021年度会計報告」「2022年度生徒会本部目標」「2022年度活動計画」
「2022年度生徒会予算案」について協議され、滞りなく承認されました。また、総会終了後にはボウリング大会の表彰が行われ、団体優勝の第3学年と個人上位3名に生徒会長より賞状と景品が授与されました。
総会までの入念な準備と総会の運営に当たった生徒会役員の皆さん、お疲れ様でした。
生徒会長のコメント:生徒総会をスムーズに行い、終えることが出来てほっとしました。また、みんなが真剣に話を聴いてくれたので、安心しました。
中間考査も終わり、1学期の前半を終えたところですが、4月に入学して高校生になったばかりの1年生に、高校生活についての感想を聞きました。
「学校生活はとても充実しています。人数も少ないので、人間関係に困ることもなく、楽しいです。授業は先生方がゆっくりと進めてくれて、分かりにくいところなどは、細かく説明してくれるので、ついて行きやすいです。新入生歓迎会も、生徒会の先輩方が新入生を楽しませようという気持ちが伝わってきて、とても嬉しかったです。先輩方も優しい人ばかりで、この学校に入れて良かったと思いました。給食もとても美味しく、なつかしい味で、毎日食べたいです。」
また、中間考査を終えての感想も聞いてみました。
「無事に終わって良かったです。自分が思っていた点数より高く、安心しました。授業に出席し、勉強すれば、しっかり点数が取れることが分かりました。家でも自ら勉強する気になったので、本当に環境が自分に合っていて良かったなと思いました。2、3学期も頑張っていきたいです。」
6月1日、本校から徒歩5分の「所沢スターレーン」において、「ボウリング大会」を開催しました。各レーン3~4名に分かれてそれぞれ2ゲーム投球し、学年対抗戦(上位5名の合計スコアによる)と個人戦を行いました。
学年対抗戦は昨年度に続き3年生が連覇、個人戦は1,3位に3年生、2位に4年生と上級生が意地を見せました。技能に関係なくそれぞれがボウリングを楽しみ、クラスの親睦を深めている様子でした。
個人戦で優勝した3年前仲君のコメント、「やっと俺の時代が来た!!」
初めて校外行事に参加した1年生の感想、「クラスの人たちと活動したりすることが苦手でしたが、高校生になり、クラスの活動が楽しいと思うようになりました。ピンを倒したら、みんなで褒め合うことができたので、とても楽しく良いボウリング大会だったと思います。」
5月13日、第3学年の生物基礎の授業で、顕微鏡を操作しながら「イシクラゲ」と「オオカナダモ」の細胞を観察しました。生徒たちは高校入学後では初めての顕微鏡操作で、「久しぶりに顕微鏡を使った実験をしたけど間違えないでできた。」「きれいに見えたので良かった。」という生徒もいれば、「ピントを合わせるのが難しかった。」という生徒もいました。中には、「オオカナダモは核や葉緑体があり、規則的。イシクラゲは、核がなく不規則。」としっかり考察できている生徒もいました。
4月14日、生徒会の企画・運営にて新入生歓迎会が開催されました。生徒会長挨拶に続いて映像とともに学校(行事)紹介、生徒会紹介が行われました。続いてビンゴ、イントロクイズ、クイズを楽しみました。生徒会のインタビューに対し、1年生から「楽しかった」という声が聞かれました。最後に校歌を演奏し、閉会となりました。1年生にとっては上級生と初めて触れ合う機会でしたが、定時制の良い雰囲気が伝わる歓迎会となったことでしょう。
3月22日、「卒業生が進路を語る会」を開催しました。今月11日に本校を卒業した6名が、自身の体験を踏まえて後輩にアドバイスを送りました。就職した3名と進学した3名の2グループに分かれ、1年生と2,3年生合同クラスで交互に体験を語りました。在校生の記録用紙には、「欠席をしない」「自分は何をやりたいか考え、早く進路を決めることが大切」「志望動機や自己PRを考えるのが大変」「面接練習をたくさんして本番は緊張しないように」「会社見学、オープンキャンバスに行って雰囲気や特徴を捉えておくことが大切」など、アドバイスの内容がしっかりメモされていました。
3月17日、第1学年~第3学年の生徒を対象に人権教育を行いました。今回取り上げた人権問題は、北朝鮮による拉致問題です。この問題について担当の教諭から説明があった後、日本政府・拉致問題対策本部が制作した「めぐみ」のDVDを視聴し、それぞれが感想を記入しました。
〇生徒の感想より(抜粋)
「めぐみさんは両親と引き離されてどれだけ恐怖だったか。早く家に帰りたかっただろうに。」「友達と遊んだり家族と笑いあったりする、自由に生きていく権利を奪われた。」「両親はなんでもいいから手がかりが欲しかっただろう。娘に帰ってきて欲しい、娘に会いたかっただろう。」「北朝鮮を恨んだり憎んだりするのではなく、めぐみさんが犠牲になったことを意味のないものにしない決意が両親にあってすごいと思う。お父さんはやるせない気持ちで亡くなった思うと、とても悲しくなった。」
3月10日、卒業する4年生が本校で食べる最後の給食。メニューは「カレーライスハンバーグのせ」「ミモザサラダ」「野菜スープ」「すだち(巣立ち)ゼリー」「牛乳」。3年生が連日遅くまで残ってメニュー表を用意しました。本校最後の給食は、きっと想い出の一つとなるでしょう。
2月17日、給食室の移転作業が終了し、新しい給食棟での給食がスタートしました。最初のメニューは、『味噌ラーメン、彩の国肉まん、フルーツゼリー、ミルージュ』でした。生徒からは、「きれいで広くなった。」「暖房が効いてて暖かい。」など、喜びの声が聞こえました。
2月14日、現給食室での最後の給食となりました。給食室は老朽化のため、校内の別の場所に新たな給食棟が建設され、15、16日の2日間で移転作業を行い、17日から新給食棟での給食となります。現給食室での最後のメニューは、『チキンライス、チーズオムレツ、ツナサラダ、コロコロ野菜のコンソメスープ、牛乳、プチデザート』でした。
2月9日(水)、『 新たな道へ花束を 』をテーマに予餞会を開催しました。
卒業生入場、開会セレモニーの後、各学年からの出し物(ゲーム対決、ピアノ生演奏と花束贈呈等)、有志発表(内海先生の尺八、歌、バンド演奏等 ※新型コロナウイルス感染防止のため映像による)、生徒会本部企画(ビンゴ、卒業生思い出スライドショー等)、記念品(印鑑)贈呈、卒業生代表挨拶、生徒会長挨拶と続き、最後に校長先生から卒業生へのお祝いの言葉が送られ閉会となりました。
卒業生と在校生が一緒に過ごす最後の時間は、とても楽しく思い出深い時間となりました。
1月12日、生徒会主催による「校内成人式」を開催し、今年度内に成人を迎える8名の生徒をお祝いしました。
校長先生、生徒会長からお祝いの言葉があり、生徒会から成人を迎える生徒に心のこもった贈り物が贈呈されました。
その後、成人代表生徒から「責任ある行動を心がける」という決意表明とお礼の言葉があり、最後は全員で記念撮影をして終了しました。成人を迎える8名の皆さん、本当におめでとうございます。
12月21日、球技大会を開催しました。卓球、バドミントン、バスケットボールの3種目に分かれて熱戦を繰り広げました。卓球、バドミントンは個人戦、バスケットボールは2学年の合同チームで試合ごとに学年編成を変え、最終的な勝敗で学年順位を決めました。結果は以下のとおりです。
卓 球 バドミントン バスケ男子 バスケ女子
第1位 半藤 諒大(2年) 森下 竜馬(4年) 第4学年 第2学年
第2位 前仲 琉斗(2年) 田﨑 陸(1年) 第2・3学年 第1学年
第3位 尾野 嘉香(2年女子) 内田 杏奈(3年女子) (同率) 第3学年
11月19日、この日は140年ぶりに皆既月食が見られるということで、本校からも月が欠ける瞬間を見ることができました。欠けると空は真っ暗になるので、欠ける直前の写真を掲載します。(18:00頃撮影)
11月12日、「所定祭」を開催しました。
放送による開会式に続いて教室で各学年の企画を実施。
1年生はダーツ、大富豪、Wiiによる対決。
2年生はポーカー、ブラックジャックの勝負によるトランプカジノ。
3年生はお菓子釣り。
4年生はキックボウリング。
校長先生をはじめ、全日制の先生方や生徒の皆さんも参加していただき、とても盛り上がりました。
最後は全員が体育館に集合して、生徒会によるクイズ・漫才、有志によるバンド・クイズなどが行われ、閉会となりました。
修学旅行3日目、最終日の朝を迎えました。皆、睡眠不足のようですが、体調を崩す者なく、朝食に揃いました。
修学旅行2日目。今夜も班長会議にて最終日の予定を確認。全員が無事に帰れるよう気を引き締めました。
修学旅行2日目。利尻マリンホテルにて楽しい夕食。
修学旅行2日目。利尻礼文サロベツ国立公園の仙法志御崎海岸に来ました。日没前に全員で。
修学旅行2日目。利尻島のオタトマリ沼に来ました。ちょうど雨も上がり、鏡のような湖面に紅葉が映し出され、とてもきれいです。
修学旅行2日目。礼文島から利尻島に向かうフェリーの船内では、UNOで盛り上がりました。
修学旅行2日目。礼文島フェリー乗り場2階の「武ちゃん寿司」で昼食。海鮮丼を楽しみました。
修学旅行2日目。礼文島北のカナリアパークに来ました。吉永小百合主演映画で使用された校舎です。
修学旅行2日目。礼文島澄海(スカイ)岬に来ました。字のとおり、海が澄んできれいです。風が強く、小雨が降っています。
修学旅行2日目。礼文島に向かうフェリーから朝日に向かって。
修学旅行2日目。皆元気に朝食に揃いました。
修学旅行1日目。薪ストーブのあるロビーで班長会議を実施し、明日の予定確認をして終了。
修学旅行1日目、豪華な夕食です。
修学旅行1日目。全員元気に全行程を終え、ホテルに到着しました。
修学旅行1日目。日本最北端宗谷岬に来ました。
修学旅行1日目、稚内に到着しました。
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