校長日誌

校長日誌

2024/5/17(金)校内に「方位標」

 校内に「方位標」(写真)の標識があるのに気が付きました。地表に埋(う)められています。校内のどこにあるかわかりますか?

 野山をハイキングすると、山の頂上などで三角点(さんかくてん)を見かけることがあります。測量(そくりょう/位置を決めること)に用いる経度や緯度、標高の基準になる点が三角点です。数学で学ぶ三角比を使えば、ある2点間の距離と角度を測ることで面積を計算できます。都市づくり、さらに広げて天体観測や暦(こよみ)づくりに必要な技術でもありました。

 方位標は、測量を行う上で三角点の見通しがきかない場所などに置かれ、三角点を補助する基準点です。写真の+印の上が北を指すようです。

 測量法という法律によると国土地理院が行うすべての測量の基本となる「基本測量」と自治体が行う「公共測量」とがあるそうです。学校の中に置かれた経緯は不明ですが、表示を見ると「所沢市」とありますから公共測量の基準点だと思われます。

方位標 方位標

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2024/5/15(水)AI願書を見抜くシステム

 報道によると、河合塾が、大学入試の出願書類を生成AIで作成された可能性を判定するシステムを開発したといいます。推薦入試などで提出する志願理由や高校時代に力を入れた活動などが生成AIによってつくられた可能性を判定するというのです。

 大学で、レポートなどの課題をAIにつくらせる学生もいると聞いたことがあります。課題を通してテーマを掘り下げる意味もなく、何のためにレポートを書くのかわかりませんが、これに対して教授向けの判定ツールもあると聞きます。

 「生成AIを用いてはならない」としている大学が多いようですが、ルールづくりが追いつかない大学、AI使用を制限しない方針の大学もあるなど考え方も対応もさまざまなようです。

 その精度はおよそ95%とのこと。「可能性を判定する」に過ぎないとはいうものの、AIの助けを借りず自力で作った文章を、受験生本人の弁明できないところで誤判定されて評価を下げられてしまう心配はないのでしょうか。大学がシステムを使うなら、受験生に使うことを公表してほしいとも思います。

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2024/5/11(土)「指定校推薦」をめぐって

 きょう5月11日(土)はPTA・後援会総会、同窓会総会に先立ち、学校関係の方々向けに授業公開を行っています。この3月に卒業し現在大学1年生の保護者の方がこんな話をしてくださいました。

 一般入試で合格した。子どもは喜んで大学に通っている。かなり苦労もした。推薦入試をもっと強く推せばよかったと感じている、とのこと。

 一般入試で入学した学生のほうが推薦選抜や付属校からの進学者より成績が高い印象があります。受験勉強に頑張った経験や知識はその後に長く(卒業後も)効いてきます。推薦の基準には足りなかったが、一般選抜で合格するのは珍しいことでも何でもありません。

 指定校推薦は学生への活躍や期待と「釣り合う」高校に推薦を求める制度なので、あなたの実力に見合っているかどうかは何とも言えません。授業を受けたら期待外れだったということもあり得ます。単位を落とす、出席不良、受講態度不良、進路変更などとんでもないことです。

 高校入学の時点で「推薦入試で大学に進学したい」という生徒もいますが、心配です。自分が本当に行きたい学校が推薦の対象になっているなら迷わず進んでください。「早く決まらないと不安」「少しでも楽に進学したい」「大学生活で自分の本当に進みたい方向を見つけたい」などの本音が少しでもあるならお勧めしません。

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2024/5/10(金)映画『縁の下のイミグレ』を見ました

 先日、定時制の教頭先生に勧められて『縁の下のイミグレ』という映画を見ました。(YouTubeで期間限定、無料配信中とのこと。)原作は「アインが見た、碧(あお)い空。あなたの知らないベトナム技能実習生の物語」という本だそうです。重い内容ながらコミカルに描かれていて、「イミグレ」って?「安くものが買えるとは?」など、考えるべきことが多いです。何度か生徒向けのあいさつでもふれていますが「普遍的な論理」というものは「ない」ことも改めて感じました。

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2024/5/9(木)判断するのは、どの「わたし」?

 ノートを持って「これは何ですか?」と聞くと、「それはノートです」と返されます。正確には「それはノート【であると私は見た/判断した】」ということです。

 事実の判断(あの花は【赤い】など)にしても価値の判断(あの花は【美しい】など)にしても、判断する主体(=わたし)があって、判断しているということ。ということは、判断する主体が変われば、判断される内容も変わってくるということでもあります。(仕事の場面では、上司はOKしてくれたのに、その上の上司から没にされたりすることがあります。)
 小論文や作文を書くとして、その場その場でふさわしいことばを選ぶことになります。選んだことばの集まり(=文章)の正しさをだれが判断するか。その意味で「普遍的な論理」というのはないのです。

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2024/5/7(火) 5月5日は立夏、生徒も頑張っています

 5月5日は「こどもの日」、おりしも立夏、暦の上では夏になりました。この季節感を色で代表させると、やはり「みどり」でしょう。桜の木も、葉がおおきく茂り、夏を歓迎しているように見えます。きょう7日(火)は雨模様ですが、連休中、全体としては天気にめぐまれました。バトン部の発表会、各部の県大会での活躍など、生徒の活躍ぶりはこのホームページでも紹介しています。

 「立夏」は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つですが、太陽の動きに合わせて1年を24に分ける(春分・秋分も)ため、具体的に日付が決まっているわけではありません。

 5月は「さつき(皐月)」なので、この時期の晴天を「さつき晴れ」ということがあります。もともとは旧暦の5月、少し時期が下がった雨続き(梅雨)のことを「さみだれ(五月雨)」というところから「梅雨どきの貴重な晴れ」を指すことばですが、いまではさわやかな陽気を指すことばとしてもつかわれるようです。

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2024/4/30(火)傘さし運転はやめて!

 4月30日(火)朝、出勤時のことです。学校わきの踏切で、通過電車を待つ自転車の女性がいました。小雨だったためか傘をさして運転、教習所のほうから来たようです。電車が通過した後、自転車に乗ろうとしてバランスが崩れたのか、持っていた傘を線路に落としてしまいました。その人は踏切内に自転車を止めて数メートル傘を拾いに行ったのですが、この間車も混んでいましたし、ご存じのようになにより道が狭い。電車が通過した後ですので風にあおられたという感じでもありません。実に危ないなと思いました。「小雨だったから」というのは言い訳にもなりません。

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2024/4/25(木) 「正式試合」とは?

 全校生徒のほぼ9割が何らかの部活動に加入したと聞きました。頑張ってほしいと思います。
 4月20日(土)の3学年保護者でもふれましたが、どの競技でも、どういうことを「試合に勝つ」というかを決めているはずです。ちなみに公認野球規則2024を見ると、1-06に「正式試合が終わったとき、本規則によって記録した得点の多い方が、その試合の勝者となる。」とあります。
 私が思うに、キーワードは「正式試合」「本規則によって」「得点の多いほう」です。
 受験に置き換えると「志望校の(正式)入試が終わったときに」「ボーダーラインより1点多い」ことです。「模試で」ではありません。「満点を取る」ことでもありません。「本規則」(=志望校・出題者がどのような解答を求めているのか)を承知したうえで、ボーダーラインより1点高い点数を確実にとるよう戦略をもってことに当たるのがセオリーです。

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2024/4/22(月) 将来の「タカラジェンヌ」を応援しています

 4月19日(金)に宝塚音楽学校で第112期の入学式が行われたと埼玉新聞の報道で知りました。記事には「埼玉から二人が歌劇の舞台で」とあります。このうちのお一人、宮崎穂(みのり)さんは所沢高校にもご縁のあった生徒さんです。ご活躍を期待したいと思います。応援していますよ。

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2024/4/20(土)きょうの土曜公開授業から

 4月20日(土)は、本年度1回目の土曜公開授業です。多くの中学生とその保護者の方々をはじめ、多くのご来校者にふだんの所沢高校の授業を見ていただいています。ある英語の教室では先生が全員の発音をチェックする(通称「ぐるぐる」)が行われていました。並行してPTA理事会が行われました。このあと午後には3学年保護者対象の保護者会が予定されています。
 ご来校くださいましたみなさま、ありがとうございました。

英語の授業から 国語の授業から

数学の授業から

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